朱川湊人
小手鞠るい
小手鞠るい
村中李衣
竹田津 実
瀧羽麻子
富安陽子
たかどのほうこ
岡田 淳
Kaisei web限定書き下ろし、本のプロによる書評コーナー。
不定期更新
リックとあいまいな境界線( アレックス・ジーノ 作/島村浩子 訳)
自分と似たような人を物語に見つけることが、その後の人生に影響を与えることがある。本書は自分の性のあり方に悩む中学生の男の子リックが主人公の物語だ。
リックは親友のジェフのように女の子に興味を持つことはないし、父さんに「好きな女の子はいないのか」などと話題を振られることが苦手だ。母さんはとっさに「好きな男の子でもいい」とフォローしたりするけれど(いかにも昨今の理解ある親らしい)ゲイというわけでもない。
『博物館の少女 騒がしい幽霊』( 富安陽子 著)
『アンナの戦争––––キンダートランスポートの少女の物語』( ヘレン・ピーターズ 作/ 尾﨑愛子 訳)
『ステイホーム』(木地雅映子 作/ふるえるとり 絵)
『真昼のユウレイたち』(岩瀬成子 作/芦野公平 絵)
『ひこぼしをみあげて』(瀧羽麻子 作/今日マチ子 絵)
『考えたことなかった』(魚住直子 作/西村ツチカ 絵)
『お月さまになりたい』(三木 卓 作/及川賢治 絵)
『水まきジイサンと図書館の王女さま』(丸山正樹 作/ 高杉千明 絵)
『紅の魔女』(小森香折 作/平澤朋子 絵)
『シリアからきたバレリーナ』(キャサリン・ブルートン 作/尾﨑愛子 訳/平澤朋子 絵)
『銀杏堂 スフィンクスのつめ』( 橘 春香 作・絵)
『わたしのバイソン』( ガヤ・ヴィズニウスキ 作 清岡秀哉 訳)
『ぼくは川のように話す』( ジョーダン・スコット 文/シドニー・スミス 絵/原田 勝 訳)
『時間色のリリィ』(朱川湊人 著)
『野原できみとピクニック』( 濱野京子 著)
『オール・アメリカン・ボーイズ』(ジェイソン・レノルズ/ブレンダン・カイリー 作 中野怜奈 訳)
『ぼくのまつり縫い 手芸男子とカワイイ後輩』( 神戸遥真 作 井田千秋 絵)
『つかまえた』(田島征三 作)
『地図で見る 日本の地震』(山川徹 文 寒川旭 監修)
『いっぽんのせんとマヌエル ピクニックのひ』(マリア・ホセ・フェラーダ 作/パト・メナ 絵/星野由美 訳)
『きつねの橋 』久保田香里 作 佐竹美保 絵
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絵がかわいくて好き。色もはっきりとしていて子どもが大好きな本です。「おめんです」と本の名前を言っただけで、急いで寄ってきます。大切にしています。(0歳・お母さまより)