朱川湊人
小手鞠るい
小手鞠るい
村中李衣
竹田津 実
瀧羽麻子
富安陽子
たかどのほうこ
岡田 淳
51件
今週のおすすめ
詩人の木島始さんと絵本作家の荒井良二さんによる『ゆっくりにっこり』は、家だけではない、いろんな引越しを描いた絵本。アヤメちゃんと一緒になぞなぞに答えながら、読み進めます。入学岩井のプレゼントにもおすすめです。
今週のおすすめ
編み物、したことありますか? 今日ご紹介するどいかやさんの絵本『ねこのニャンルー』では、ねこの女の子がはじめての編み物に挑戦! その毛糸はね、とっても特別な毛糸なんです。
今週のおすすめ
一緒に遊んだり、お手伝いをしたり。「ぼく」、オスカーは、おばあちゃんのことが世界一好き。でもおばあちゃんは、最近もの忘れをしたり、簡単なことができなくなったりしているみたい……。
今週のおすすめ
岩だらけで、動物も植物も生きられない山は、ひとりぼっち。ある時そこに、一羽のことりがやってきて……。山とことりの間に生まれる普遍的な愛情と、自然が長い時間の中で変化していく様子を描いた絵本、『ことりをすきになった山』(エリック・カール 絵/…
今週のおすすめ
1980年に、日本人として初めて国際アンデルセン賞・画家賞を受賞した赤羽末吉さんは、2020年生誕110周年を迎えます。代表作『スーホの白い馬』をはじめ、数々の昔話絵本を手がけてきた赤羽末吉さんの作品から5作をご紹介します。
〈書評〉『つかまえた』(田島征三 作)
夏だ、海だ、山だ、川だ、水だ。あたりまえのように叫んでたのが、ウソのように静まり返っている。学校のプールは閉ざされ、ましてや、川や海で泳ぐ子どもはほとんどいない。 ただただ、暑い夏は、クーラーのよく効いた部屋でゲームをするのか? いや、宿…
今週のおすすめ
イーラちゃんがひくピアノは、いつもでたらめ。ほんとうは上手にひけるのに、なぜ? 実は、それにはわけがありました。雨の時期にぴったりのゆかいな絵本『イーラちゃんとあめふりピアノ』(しまだともみ 作)をご紹介します。
今週のおすすめ
少しずつ、春の足音が聞こえてくる3月。桜のつぼみもふくらむ頃ですね。きょうご紹介する『はじめまして』(近藤薫美子 作)は、春、一輪の花を咲かせるところからはじまる、桜の木の1年間を描いた絵本です。
今週のおすすめ
さまざまな年齢の子どもたちにむけて物語をつむいできた富安陽子さん。お父さまを亡くされてほどなくして、ある“幸せな夢”を見たそうです。この絵本は、その夢から生まれました。児童文学作家による「物語」の絵本を、お楽しみください。
今週のおすすめ
サンタクロースがいるといわれている北欧の国々から届いた、クリスマスに読みたいとっておきの絵本をご紹介します。スウェーデンに伝わる民話や、サンタの国ならではのサンタへの夢を広げてくれる絵本など。クリスマスを指折かぞえながら、ぜひ開いてみてくだ…
今週のおすすめ
20世紀を代表するニューヨーク生まれの絵本作家、モーリス・センダック(1928-2012)。『かいじゅうたちのいるところ』、『まよなかのだいどころ』(冨山房刊)などの作品で知られるセンダックの、もうひとつの名作をご存じでしょうか?
今週のおすすめ
うそをつくのは、良くないこと。もちろん、だれでもそう思うでしょう。でも、ときには、うそがあたたかな友情を連れてきてくれることもあります。
今週のおすすめ
収穫の秋、食欲の秋がやってきました。本を読むことの醍醐味はさまざまですが、「おいしそうな食べもの」の描写はどんな本でもずっと心に残るもの。今月は、おやつからごはんまで、おいしいものが登場する絵本をピックアップしてみました。
作家が語る「わたしの新刊」
手にもつとぐにゃぐにゃになったり、2つに切ると2匹になったり、とっても不思議な生き物「ナマコ」。でもじつは、超省エネに生きる、奥深~い秘密をもっていたのです。知らなくても困らないけど、知っていると面白い、ナマコの世界を充実の内容で描いた絵本…
今週のおすすめ
「天売島」(てうりとう)という島をご存じでしょうか。北海道の日本海北部にある、人口300人、周囲12kmの小さな島です。天売島には、毎年さまざまな海鳥がやってきます。ウトウの世界最大の繁殖地、ケイマフリの日本最大の繁殖地、ウミガラス(オロロ…
今週のおすすめ
きょうは3月11日、東日本大震災が起きた日です。大地震が各地を襲い、その後の大津波は、甚大な被害をもたらしました。しかし、実際に体験していないと、テレビなどで伝えられるニュースが理解の範囲を超え、どこか現実感なく感じてしまうこともあります。…
今週のおすすめ
絵本好きにファンの多い出久根育さん。ブラティスラヴァ世界絵本原画展でグランプリを受賞するなど高く評価され、2005年からはチェコに移り住んで作品を描いています。今回ご紹介する『十二の月たち』はその出久根育さんによるスラブ民話を絵本化した作品…
今週のおすすめ
『陰陽師』などの人気シリーズを手がける作家・夢枕獏さん、『ピンポン』などで熱烈な支持を集める漫画家・松本大洋さんのお二人による初の絵本 『こんとん』。 題材となったのは、中国神話に登場する「渾沌(こんとん)」の伝説です。カオスと同義で語られ…
今週のおすすめ
教科書で採用され、読みつがれてきた新美南吉の名作「ごんぎつね」。多くの絵本版が刊行されるなかでも、代表作としてまずあげられるのが、黒井健さんの絵が入ったものです。この絵本は、黒井さんにとっても、長きにわたる絵本作家人生のなかで転機となった、…
今週のおすすめ
地球に住むわたしたちは、大昔から月や宇宙に関心を持ってきました。最近では日本人宇宙飛行士もたくさん誕生しているほか、民間の宇宙船で月旅行に行ける! なんていうニュースも話題になりましたね。きょうはそんな宇宙が、さらに身近になる本をご紹介しま…
作家が語る「わたしの新刊」
この秋、はじめての絵本が刊行される、しおたにまみこさん。デビュー作は、絵本『そらからきたこいし』。“ちょっといいものひろった“ そんな、小さなうれしさが、はるかとおく、空の彼方まで思いをはせることにつながっていく、スケールの大きな作品です。…
今週のおすすめ
夏が終わると、最近は街やお店が、すっかりハロウィーンの飾りでにぎわうようになりました。魔女、かぼちゃ、お菓子など、ハロウィーンのモチーフはどれも心が惹かれてしまうものばかり。今回は、そんな季節にぴったりのお話、10月の新刊『イーラちゃんとま…
今週のおすすめ
保育園や幼稚園へ行きはじめると、これまで家のまわりだけだった世界が一気に広がり、たくさんのお友だちと出会います。大きな子、小さな子、元気な子、おとなしい子。共同生活は、他者とのちがいを知り、自分を知っていく場でもあります。 『さっちゃんのま…
今週のおすすめ
みなさんの幼稚園・保育園や学校の近くに、公園や小さな森はあるでしょうか。放課後や休み時間、そういう場所で遊ぶのって、ちょっとした冒険のようで楽しいですよね。そんな身近な遊び場で、ある日いつもとちがうことが起こったら……!? きょうは、へんて…
今週のおすすめ
クリスマスはもうすぐそこ。ツリーを飾りつけたり、プレゼントを用意したり、楽しいことがたくさんありますが、子どもたちが一番どきどきする、夢がつまったひとときといえば……そう、サンタさんがやってくる夜です。きょうは、その一晩をいきいきと描いた詩…
あまり文字や勉強に興味がありませんが、いつのまにかひとりで読んでいたようで、ある日突然、「はらがへってはいくさができぬ!」「かっぱのかわながれ!」など、たくさんのことわざを教えてくれました。小さい子どもでも楽しめるようにわかりやすく、まさに「百間は一見にしかず!」な本でした!(5歳・お母さまより)