朱川湊人
小手鞠るい
瀧羽麻子
小手鞠るい
村中李衣
竹田津 実
富安陽子
たかどのほうこ
岡田 淳
63件
絵本&読み物案内
鳥の巣というと、何を思い浮かべますか? 細い木の枝や枯葉を組み合わせてできた、お椀型のものを想像する方が多いのではないでしょうか。実は、そのような鳥の巣は、数あるなかのほんの一部。今回は、絵本作家であり、鳥の巣研究家でもある鈴木まもるさんが…
絵本&読み物案内
みなさんは、ナマコがどうやって生きているか、ご存じですか? 料理でもおなじみのナマコには、実は驚きの特徴がたくさんあります。これは、ナマコ研究の第一人者である本川達雄さんが奥深いナマコの世界をわかりやすく解説した、世にもめずらしい絵本です。…
編集部だより
著者の三輪一雄さんの作品は、いつも「興味をもつ」ってこんなにおもしろい。ということを教えてくれます。ふと気になったことに目を向けてみる、調べてみる、考えてみる。「きゃっ! ちょっと気持ちわるいなあ」と思う虫にも、ぜひ心を寄せてみてください。
絵本&読み物案内
チャイコフスキーのバレエ音楽として知られる「くるみ割り人形」。ホフマンの童話をもとにしたこの音楽は、クリスマスシーズンの定番でもありますね。今回ご紹介する『くるみわりにんぎょう』(ホフマン 作/山主敏子 文)は、『ぐるんぱのようちえん』(福…
作家が語る「わたしの新刊」
数年の歳月をかけて完成した『ダーラナのひ』は、焚き火を描いた絵本です。幻想的でうつくしいこの世界がどのようにしてつくられたのか、nakabanさんにお話をうかがいました。
書評コーナー『わたしのバイソン』( ガヤ・ヴィズニウスキ 作 清岡秀哉 訳)
野生動物の撮影を続けて約20年になるが、凍てつく冬の森で、バイソンと出会ったことがある。気温はマイナス30度。粉雪の舞い降りてくるどんよりとした空の下、膝下まで埋まる雪の中を、バイソンは一歩一歩、雪煙を巻きあげながら近づいてきた。
編集部だより
こんにちは。編集部の丸本です。 編集部に入って、かぞえてみると今年で9年目。まだまだ少ないながら、いろいろな本を担当してきました。きょうはこれまでに担当してきた本のことや、11月に出るnakabanさんの新刊『ダーラナのひ』についてお話しま…
作家が語る「わたしの新刊」
『やまがみさまのきょだいべんとう』は、20年に1度やってくる「やまがみさま」のために、村中で力をあわせて巨大なお弁当を作る村が舞台。やまがみさまっていったい誰? このお祭りはいったい何のため? 細かく描き込まれた絵も、お話の謎も楽しい絵本で…
絵本&読み物案内
『ちからたろう』『しばてん』『ふきまんぶく』『とべバッタ』など、大胆な筆づかいで、ほとばしる生命の躍動を描いてきた絵本作家・田島征三さん。今回は、田島さんが少年の日の原体験をテーマに取り組んだ意欲作『つかまえた』(第68回産経児童出版文化賞…
絵本&読み物案内
「もりはおもしろランド」シリーズ(舟崎靖子 作/舟崎克彦、奈良坂智子 絵)は、森の動物たちが開くお店やさんを舞台にした幼年童話です。毎回ちがうお店の動物が主人公となり、お店で巻き起こるゆかいなできごとが描かれます。
作家が語る「わたしの新刊」
のらねこのプーは、初めて人間のお誕生日パーティーに招待されました。でも、服もなくてはだかんぼうだし、プレゼントできるものもないし、どうしよう……と、悩んでしまいます。そこで、仲良しのたまみさんに相談すると、「あら、そんなの!」と、魔法のこと…
絵本&読み物案内
言葉をおぼえるとき、一番はじめに親しむのが「あいうえお、かきくけこ……」の五十音。そのままとなえるのも楽しいですが、そこに言葉あそびが加わると、もっとおもしろくなります! きょうは、入園・入学のお祝いにもオススメの、ゆかいな「あいうえお」に…
絵本&読み物案内
詩人の木島始さんと絵本作家の荒井良二さんによる『ゆっくりにっこり』は、家だけではない、いろんな引越しを描いた絵本。アヤメちゃんと一緒になぞなぞに答えながら、読み進めます。入学岩井のプレゼントにもおすすめです。
絵本&読み物案内
編み物、したことありますか? 今日ご紹介するどいかやさんの絵本『ねこのニャンルー』では、ねこの女の子がはじめての編み物に挑戦! その毛糸はね、とっても特別な毛糸なんです。
絵本&読み物案内
一緒に遊んだり、お手伝いをしたり。「ぼく」、オスカーは、おばあちゃんのことが世界一好き。でもおばあちゃんは、最近もの忘れをしたり、簡単なことができなくなったりしているみたい……。
絵本&読み物案内
岩だらけで、動物も植物も生きられない山は、ひとりぼっち。ある時そこに、一羽のことりがやってきて……。山とことりの間に生まれる普遍的な愛情と、自然が長い時間の中で変化していく様子を描いた絵本、『ことりをすきになった山』(エリック・カール 絵/…
絵本&読み物案内
1980年に、日本人として初めて国際アンデルセン賞・画家賞を受賞した赤羽末吉さんは、2020年生誕110周年を迎えます。代表作『スーホの白い馬』をはじめ、数々の昔話絵本を手がけてきた赤羽末吉さんの作品から5作をご紹介します。
書評コーナー『つかまえた』(田島征三 作)
夏だ、海だ、山だ、川だ、水だ。あたりまえのように叫んでたのが、ウソのように静まり返っている。学校のプールは閉ざされ、ましてや、川や海で泳ぐ子どもはほとんどいない。 ただただ、暑い夏は、クーラーのよく効いた部屋でゲームをするのか? いや、宿…
絵本&読み物案内
イーラちゃんがひくピアノは、いつもでたらめ。ほんとうは上手にひけるのに、なぜ? 実は、それにはわけがありました。雨の時期にぴったりのゆかいな絵本『イーラちゃんとあめふりピアノ』(しまだともみ 作)をご紹介します。
絵本&読み物案内
少しずつ、春の足音が聞こえてくる3月。桜のつぼみもふくらむ頃ですね。きょうご紹介する『はじめまして』(近藤薫美子 作)は、春、一輪の花を咲かせるところからはじまる、桜の木の1年間を描いた絵本です。
絵本&読み物案内
さまざまな年齢の子どもたちにむけて物語をつむいできた富安陽子さん。お父さまを亡くされてほどなくして、ある“幸せな夢”を見たそうです。この絵本は、その夢から生まれました。児童文学作家による「物語」の絵本を、お楽しみください。
絵本&読み物案内
サンタクロースがいるといわれている北欧の国々から届いた、クリスマスに読みたいとっておきの絵本をご紹介します。スウェーデンに伝わる民話や、サンタの国ならではのサンタへの夢を広げてくれる絵本など。クリスマスを指折かぞえながら、ぜひ開いてみてくだ…
絵本&読み物案内
20世紀を代表するニューヨーク生まれの絵本作家、モーリス・センダック(1928-2012)。『かいじゅうたちのいるところ』、『まよなかのだいどころ』(冨山房刊)などの作品で知られるセンダックの、もうひとつの名作をご存じでしょうか?
絵本&読み物案内
うそをつくのは、良くないこと。もちろん、だれでもそう思うでしょう。でも、ときには、うそがあたたかな友情を連れてきてくれることもあります。
絵本&読み物案内
収穫の秋、食欲の秋がやってきました。本を読むことの醍醐味はさまざまですが、「おいしそうな食べもの」の描写はどんな本でもずっと心に残るもの。今月は、おやつからごはんまで、おいしいものが登場する絵本をピックアップしてみました。
小学3年生の娘が音読の宿題で読んでくれました。キリリとミークが出会う場面を生き生きと読む姿に私も物語にひき込まれました。毎日の音読を聞くのが楽しみになるほど、私も4歳の息子もお話が大好きになりました。絵も本当にかわいくて大好きです。(小学3年生と4歳・お母さまより)