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今週のおすすめ

北欧から届いた、クリスマス絵本3冊

サンタクロースがいるといわれている北欧の国々から届いた、クリスマスに読みたいとっておきの絵本をご紹介します。スウェーデンに伝わる民話や、サンタの国ならではのサンタへの夢を広げてくれる絵本など。クリスマスを指折かぞえながら、ぜひ開いてみてください。


トムテ

リードベリ 作/ウィーベリ 絵/やまのうちきよこ 訳

 
 トムテは、スウェーデンの農家や仕事場に住んでいるといわれる小人です。何百年もの間、その家の人びとが幸せになるように秘かに見守ってくれています。北欧にはさまざまな名前でこの小人の伝説が伝わっていて、クリスマス・イブになると、感謝の気持ちをこめて小人の分のおかゆを置いておく習慣があるのだそうです。
 
 この絵本は、そんなトムテのことを語った、スウェーデンの詩人リードベリによる美しい詩に、同じくスウェーデン出身の画家ウィーベリが絵をつけたものです。みんなが寝静まった、動くもののない夜。何百年とそうしてきたように、今夜も大切な家族を見守りながら、トムテはふと、人が生まれてはまた去っていく、時のながれとその不思議を胸に思います。
 
 
 悠久の時をごしてきた小人の目線から、この世の美しさや不思議さに思いをはせることのできる絵本。冬の夜に、家族で集まって開きたい冊です。

サンタクロースと小人たち

マウリ・クンナス 作/いながきみはる 訳

 
 フィンランドを代表する絵本作家、マウリ・クンナスのクリスマス絵本。訳は、留学体験記の名著『フィンランド語は猫の言葉』(猫の言葉社)で知られる、稲垣美晴さんです。
 
 クリスマスが近づくにつれ、子どもたちは「サンタクロースが自分の家にやってくる!」という期待感で胸がいっぱいになりますね。サンタはどんなおじいさん? どんなところに住んでいるの? どうやっておもちゃをもってくるの? 会えないからこそ知りたい、そんな疑問にこっそり答えてくれるのが、この絵本です。
 
 
 フィンランドの北の、誰にも知られていないその村で、サンタは何百人もの小人たちと暮らしています。小人たちは、工場でいろいろなおもちゃを作ったり、地理を勉強したり、大忙し。プレゼントをくばるサンタもクリスマスには大いに働きますが、その裏でこんなに小人たちのがんばりがあったとは! サンタクロースへの夢をさらに広げてくれる作品です。

サンタさんへ12のプレゼント!

マウリ・クンナス 作/いながきみはる 訳

 
 舞台はフィンランドの北のはてにある、サンタ村。そこでは、サンタさんと小人たちが仲良くくらしています。クリスマスが近づいたある日、小人のぼうやビッレは、とってもいいことを思いつきました。「クリスマスまで毎日サンタさんにプレゼントをして、よろこばせよう!」
 
 大そうじをしてあげようとしたり、スケート場をつくってあげたり、雪でつくったトナカイをあげたり……ビッレは一生懸命サンタさんのためを思ってプレゼントをしますが、いつもどこかうまくいきません。でも、サンタさんは毎回、ビッレを大きく包みむあったかな言葉で、その不器用なプレゼントをよろこんでくれます。
 
 
 ビッレがサンタからもらった12のうれしい言葉にも注目したい、とびきり明るい絵本です
 

以上、北欧の国々から届いた3冊の絵本をご紹介しました。あわただしく過ぎてしまう12月ですが、ゆっくりと絵本を開く時間も過ごしてみてくださいね♪

この記事に出てきた本

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今日の1さつ

東京の上野動物園でたくさんの動物がころされて、とてもかわいそうでした。この本で命の大切さを感じることができました。それでも今はパンダのシャンシャンも生まれたので、上野動物園も明るい動物園になったと思います。(10歳)

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