icon_twitter_01 icon_facebook_01 icon_youtube_01 icon_hatena_01 icon_line_01 icon_pocket_01 icon_arrow_01_r

今週のおすすめ

子どもと大人がいっしょに楽しめる手仕事の絵本『はじめての梅しごと 梅シロップをつくろう』

5月から6月ごろにお店に並びはじめる、やさしい産毛に包まれた、ぴかぴかの青梅たち! さわやかな梅の香りをかぐと、初夏の訪れを感じます。絵本『はじめての梅しごと 梅シロップをつくろう』(髙野紀子 文・絵)は、“梅しごと”初心者の方にぜひおすすめしたい一冊です。

梅シロップのつくりかたのほか、いろいろなアレンジレシピも掲載!

 梅しごととは、梅の実で、梅シロップや梅酒、梅干しなど、さまざまな食べ物や飲み物、調味料などをつくることを指します。本作では、なかでも簡単で、子どもでも楽しくつくれる梅シロップのつくりかたを、髙野紀子さんの親しみやすいイラストとともにご紹介します。

 梅の実がなるのは、ミツバチたちが花の蜜を吸いにきてくれるおかげ。そのミツバチたちが、ひとつの工程ごとにワンポイントアドバイスをしてくれるので、初心者のかたも安心してつくることができます。

「梅はひとつずつていねいに入れてね」「これ、たいせつ」など、おいしくつくるためにとくに注意したいことをミツバチたちが教えてくれます。

少しずつシロップが出てくるにつれて、梅の実の色が変わり、しわしわになっていきます。

 また後半では、梅シロップを氷砂糖以外で作った場合にたのしめる味わいや、シャーベットや梅ゼリーなどのアレンジレシピ、梅干しや梅しょうゆづけなどの梅シロップ以外の梅しごとも丁寧にご紹介します。

優しくてかわいらしい髙野さんのイラストは、ながめるだけでも楽しい。

「梅しごとはまったくはじめて」な人におすすめの一冊

 作者は、これまでに『和の行事えほん』『着物のえほん』『テーブルマナーのえほん』(以上あすなろ書房)など、日本の古きよき伝統を子どもに伝える絵本を多く手がけてきた髙野紀子さん。梅シロップづくりは、30年以上のベテランです。

 作者自身の経験をふまえて、子どもも大人も「梅しごとはまったくはじめて」の読者を想定して、手順をできるだけシンプルに、失敗なくつくれるように、表現を試行錯誤したそうです。

 梅シロップは、1日、2日、1週間……と目に見えて瓶の中が変化していくさまを観察できるのもとても楽しいポイントです。むずかしい工程は一切なく、子どもと大人でいっしょに楽しめる手仕事としてもおすすめ! 見て、読んで、味わえるとびきりおすすめの一冊です。

この記事に出てきた本

関連記事

バックナンバー

今日の1さつ

小学校6年生のときに、「十一月の扉」を読んで以来、高楼さんの本が大好きです。「街角には物語が…」も、読んでいてとても心があたたかくなりました。高楼さんの物語の世界は、小さい頃から私の憧れている世界そのもので、本当に大好きです!!(17歳)

pickup

new!新しい記事を読む