朱川湊人
小手鞠るい
小手鞠るい
村中李衣
竹田津 実
瀧羽麻子
富安陽子
たかどのほうこ
岡田 淳
115件
今週のおすすめ
秋が深まると、公園や森の地面に散らばるどんぐりの実。丸いもの、とがったもの、大きいもの、小さいもの……一口にどんぐりといっても、いろんな形のものがありますね。そんなどんぐりたちが、一番を競って言い争う様子をユニークに描くのが、宮沢賢治の童話…
今週のおすすめ
ドイツ児童文学賞を受賞した『ぼくはアフリカにすむキリンといいます』(岩佐めぐみ 作/高畠純 絵)が刊行されてから、2021年で20年を迎えます。たいくつだったキリンが「地平線の向こうにすむきみへ」手紙を書いたことからはじまったこのシリーズも…
今週のおすすめ
ミステリーを読むとき、「自分もトリックをあばいてみよう!」と考えながら読む人は多いと思います。「少年探偵ブラウン」(ドナルド・ソボル 作/花輪莞爾 訳)は、読者も一緒に謎ときに参加できるシリーズ! 「ミルキー杉山のあなたも名探偵」にはまった…
編集部だより
みなさんこんにちは。偕成社編集部の藤田です。このたび絵本『やとのいえ』(八尾慶次・作/2020年)が第68回産経児童出版文化賞の大賞を受賞しました。めでたい。それを記念して、ちょっと裏話をご紹介!
今週のおすすめ
「やと」は、谷戸と書き、なだらかな丘にはさまれた浅い谷の地形のことをいいます。『やとのいえ』では、やとの自然と、そこに暮らす人々の150年あまりの営みを、十六らかんさんと一緒にじっくりと見ていきます。
今週のおすすめ
2013年、ユネスコの無形文化遺産に登録された「和食;日本人の伝統的な食文化」。その味つけを支えるのが、「だし」です。素材の味をそこなわず、料理をおいしくする「だし」のこと、じっくり学んでみませんか? 「和食のだしは海のめぐみ」(阿部秀樹 …
〈書評〉『時間色のリリィ』(朱川湊人 著)
小学校5年生のロミ(御子柴弘美)は、同じ塾に通っている評判のイケメン、園内くんに呼びだされて(なぜか、そのとき、園内くんはおでこに10円玉くらいの大きさの丸いシールをくっつけていた)、公園にいく。そこへ銀色のジャンパースカートをはいた、金…
今週のおすすめ
春ですね。草木が芽吹き、花が咲き、虫が活動を始める季節がやってきました。きょうご紹介する『地球パラダイス』は、そんな春からはじまる自然界の1年を描いた詩集。詩人の工藤直子さんが、代表作「のはらうた」以前からあたためていたという詩と、画家の石…
作家が語る「わたしの新刊」
天気雨の日は、「小雨ぼっこ」にぴったり! 仲良しのカメくんとイモリくんの何でもない、幸せな日々を描いた10のお話。2匹のほほえましいやりとりや、川の風景が目のまえに広がるような描写に、読者も隣人のように親しみをもてる童話です。作者のいけだけ…
今週のおすすめ
きょうはなんの日? 記念日って、SNS上で話題になることも多いですよね。『きょうはなんの記念日? 366日じてん』は、イラストレーター・エッセイストの平野恵理子さんが、1年の記念日を独自の目線で厳選した1冊。自分や友人の誕生日など、ふとした…
今週のおすすめ
冬に読みたい、江國香織さんによるとっておきの児童文学!主人公は、雪だるまの女の子です。それも、私たちに身近な、あの雪をかためてつくる雪だるまではないのですよ。そう、雪子ちゃんは正真正銘の“野生”の雪だるまなのです。
今週のおすすめ
読書の秋、いろんな作家の小説に出会ってみるのはいかがでしょうか? 「物語は4つの顔をもつ」は、人気作家24人の短い小説をテーマ別に6編ずつに分けた、4冊からなるシリーズです。
今週のおすすめ
夏といえば、食べたくなるのがカレー! インド発祥の食べものですが、日本で独自の進化をとげ、いまや日本の家庭料理の大定番になっています。夏バテで食欲がなくても、野菜たっぷりお肉たっぷり、ピリリと辛いカレーを食べるとふしぎと身体が活性する気がし…
今週のおすすめ
1945年8月15日、日本は終戦を迎えました。戦争の記憶を語るとき、この日は大きな節目となっています。しかし、終戦の日を境に、急に平和で安心できる世界が訪れたわけではありません。
作家が語る「わたしの新刊」
『つれてこられただけなのに 〜外来生物の言い分をきく〜』は、人間から「わるもの」にされている外来種の生物が、不満を語るという設定の本。その「ぼやき」も、イラストも、どこかユーモラスで楽しい?ですが、それだけでなく、人間につれてこられたいきさ…
今週のおすすめ
さまざまなニュースや、スポーツなどの国際大会で目にすることの多い、世界の国旗。どこの国の国旗? どこにある国? どんな国? と知りたくなることはありませんか? 「国旗を正しく知ることは、世界を知る第一歩になる」と語るのは、日本旗章学協会会長…
偕成社文庫100本ノック第79回(プレイバック中!)
ニュース等でご覧になった方もいらっしゃると思いますが、2016年5月26日、井の頭自然文化園の象の「はな子」が亡くなりました。
偕成社文庫100本ノック第76回(プレイバック中!)
題名にもある「におい」という言葉は「匂い」、または「臭い」とでも表記することができます。芳香と悪臭です。ただ、どちらも「におい」です。
今週のおすすめ
古くから魔物が住んでいるといわれるイタリアの町“ベネベント”を舞台に、その魔物たちのいたずらに翻弄される子どもたちを描く「ベネベントの魔物たち」(ジョン・ベーメルマンス・マルシアーノ 作/ソフィー・ブラッコール 絵/横山和江 訳)。 何か悪…
今週のおすすめ
仲良しの2人の少女、えりとエミ。えりは家族の都合でエミのいる横浜を離れ、山口に引っ越しました。手紙をやり取りし、自然あふれる山口での暮らしを共有しながら、2人は、不登校になっている幼なじみ・けんちゃんのことを案じるのですが……。
今週のおすすめ
冬になると、食べたくなるほかほかのおでん。『雪窓』の主人公のおじさんは、おでん屋台の店主です。雪ぶかい山の奥で、お客さんのお腹と心をあたためていたおじさんに、ふしぎなお客さんたちが、ほんのりあたたかな幸せをもたらします。 安房直子さんの童話…
推理小説で、怪奇小説で、歴史小説。なんて贅沢な一冊!そしてどの分野においても大満足のため息レベル。一気に読んでしまって、今から次回作を楽しみにしてしまってます。捨松、ヘンリー・フォールズなど実在の人物たちに興味が湧いて好奇心が刺激されています。何よりイカルをはじめとするキャラにまた会いたい!!(読者の方より)