朱川湊人
小手鞠るい
小手鞠るい
村中李衣
竹田津 実
瀧羽麻子
富安陽子
たかどのほうこ
岡田 淳
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偕成社文庫100本ノック第48回(プレイバック中!)
わらい話や不幸話、はたまたじまん話をともだちにするとき、つい大げさに話してしまうことってありますよね。おさけの席などでは、そんな話につきあうこともしばしば。僕はそういう時間がけっこう好きで、「うそだぁ」なんていいながら、いつまでも聞いていら…
今週のおすすめ
『ユージン・スミス 楽園へのあゆみ』は、フリーライターの土方正志さんが、元妻のアイリーン・美緒子・スミスさんなど、関係者への取材を重ねてつづった、ユージン・スミスの希少な伝記です。 写真集『水俣』で知られる、世界的にも有名なフォト・ジャーナ…
偕成社文庫100本ノック第46回(プレイバック中!)
肌寒い日が続いていますね。 冬の入り口という感じです。朝晩とブルッとすることが多くなりましたが歯を食いしばって耐える毎日です。まあ、コートやマフラーを出せばいいだけの話なのですが…。なんとなく12月前にコートを出すと負けた気になるのは私だけ…
今週のおすすめ
12月に入り、いよいよクリスマスムードが高まってきました。子どもたちはサンタさんからのプレゼントに胸躍らせるころかもしれませんね。そんなとき、子どもたちがよく抱く疑問。それが、きょうご紹介する本のタイトルのもとになった、「サンタクロースって…
偕成社文庫100本ノック第45回(プレイバック中!)
小学生にとっての学校の先生は、何でも知っていて何でも出来る大人という印象が強く、自分の親ともまた違う特別な大人です。生徒の疑問にはすべて答えられて当たり前だし、生徒のお手本となるように振る舞わないといけないし、尊敬される先生という立場が崩れ…
今週のおすすめ
地球に住むわたしたちは、大昔から月や宇宙に関心を持ってきました。最近では日本人宇宙飛行士もたくさん誕生しているほか、民間の宇宙船で月旅行に行ける! なんていうニュースも話題になりましたね。きょうはそんな宇宙が、さらに身近になる本をご紹介しま…
今週のおすすめ
2018年秋、ドイツ児童文学賞の児童書部門を受賞した、『ぼくはアフリカにすむキリンといいます』(岩佐めぐみ 作/高畠 純 絵)。この賞をとった本は、ドイツ中の子どもたちが読むくらい、広く親しまれるそうです。きょうは、そんな大きな賞を受賞した…
今週のおすすめ
今週は、10月のハロウィーンにむけて、魔法使いや魔女が出てくる本をいくつかご紹介します。一言に魔法といっても、いい魔法だったり、悪い魔法だったり、ささやかな魔法だったり、種類はいろいろ。あなたはどんな魔法を使いたいですか?
偕成社文庫100本ノック第40回(プレイバック中!)
今では極度の虫嫌いな僕も幼稚園に通っていた頃は毛虫でもミミズでも何でも触っていたことを微妙に記憶している。すごいなあと今の自分は思う。それから少し大きくなった小学校の3年生くらいの時にはある程度虫嫌いが進んでしまっていて、夏のセミなんかも友…
今週のおすすめ
ときは戦国時代、大きな岩をかるがると持ち上げてしまうほどの怪力の少年・小太郎を主人公に、子どもたちが大活躍する「大あばれ山賊小太郎」シリーズ(那須正幹 作/小松良佳 絵)。「図書館で借りて読んだけれど、自分用に欲しくて買いました!」、一時的…
今週のおすすめ
8月27日は宮沢賢治の誕生日、今年は没後85年にあたります。37年間という短い生のなかで、百数編の童話を書き、数多くの詩を残した賢治。多くの人が、幼少期のどこかしらで、その童話のいくつかに出会っていることと思います。大人になって読むとまたち…
今週のおすすめ
杉山亮さんの人気シリーズ「ミルキー杉山のあなたも名探偵」は、探偵のミルキー杉山が、町でおこる様々な事件をつぎつぎ解決していく物語。シリーズの特徴は「事件編」と「解決編」に分かれていること! ミルキーがまわりの人におこなっている聞きこみ調査を…
偕成社文庫100本ノック第35回(プレイバック中!)
これはこれは、なんて色気のある児童文学なのだろう…。色気というのは別に男女の恋バナだけじゃない。人と人とのつながりには多かれ少なかれ心と心の通い合う瞬間があり、それは大人だろうが子どもだろうがセクシーで、本作はそんな話の宝庫なのだ。
今週のおすすめ
「遠野物語」をご存じですか? 岩手県の遠野という地方に伝わる、さまざまなふしぎな話を、民俗学者の柳田國男が集めてまとめたものです。どの話も、どこの誰が体験した、というところまで具体的に語られます。
今週のおすすめ
近ごろ、都会ではめっきり見かけなくなったカタツムリ。でも、土あるところにはカタツムリあり。実はカタツムリは、さまざまな動物たちが生きる上でかかせない存在だったのです! 今日は、生き物たちを主人公にしたユニークな絵本を多く描いている三輪一雄さ…
今週のおすすめ
北海道上川郡に暮らし、キタキツネの生態調査や野生動物のけがや病気の治療を長年続けている獣医の竹田津実さん。その様子は、先日最終回を迎えた、Kaisei webの連載「北の森の診療所」でも紹介されています。これまで数多くの本を手がけられてきた…
偕成社文庫100本ノック第29回(プレイバック中!)
立春を過ぎ、暦の上では春になったようですが、まだまだ寒い日がつづきますね。 冬は星がきれいに見えるとよく言いますが、これは“空気が乾燥しているから“などちゃんと理由があるようです。
偕成社文庫100本ノック第28回(プレイバック中!)
朝、お布団から出るのがとってもつらい季節ですね。 今年の立春は2月4日だそうで、暦の上での春はだんだんと近づいてきているようです。 今日は気持ちだけでも春を先取り!ということで春に読みたい一冊をご紹介します。
今週のおすすめ
きょうは、詩の絵本のご紹介です。「詩」ときくと身構えてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、アメリカから届いた『はるなつあきふゆの詩』(ジュリー・フォリアーノ 詩/ジュリー・モースタッド 絵/石津ちひろ 訳)は、とっても親しみやすい1冊。…
偕成社文庫100本ノック第25回(プレイバック中!)
皆さんには、自分のはこれ、という色はありますか? わたしは自分の色、というと、好きなのは青色で、可愛いピンク系も悪くないなと思うのですが、今回ご紹介するのは、そのどちらでもない色、”むらさき色”がタイトルについた本です。
偕成社文庫100本ノック第22回(プレイバック中!)
先日、貴婦人と一角獣というタペストリーの連作を見ました。貴婦人と一角獣というタイトルではあったのですが、どのタペストリーにもメインで描かれているのは貴婦人と一角獣…と、ライオン。ライオンと一角獣といえば紋章で並んでいるのもよく見ますが、わた…
今週のおすすめ
もうすぐ4月。東京ではいよいよさくらがほぼ満開になりました! 日本各地で次々と咲くさくらの花は、毎年わたしたちを楽しませてくれます。きょうご紹介するのは、さくらの木について詳しく解説した絵本『さくら研究ノート』(近田文弘 著/大野八生 絵)…
編集部だより
こんにちは。編集部の秋重です。前回のこの「編集部だより」で、「世界のともだちシリーズ」に出てくれた主人公たちのその後を紹介しましたが、きょうはそのつづきです!
今週のおすすめ
きょうご紹介するのは、アルゼンチン生まれの人気イラストレーターが描く作品、『マルコとパパ ダウン症のある息子とぼくのスケッチブック』(グスティ 作/宇野和美 訳)。息子のマルコにダウン症があることを知り、「こんなのうけいれられない」と思って…
あまり文字や勉強に興味がありませんが、いつのまにかひとりで読んでいたようで、ある日突然、「はらがへってはいくさができぬ!」「かっぱのかわながれ!」など、たくさんのことわざを教えてくれました。小さい子どもでも楽しめるようにわかりやすく、まさに「百間は一見にしかず!」な本でした!(5歳・お母さまより)