朱川湊人
小手鞠るい
小手鞠るい
村中李衣
竹田津 実
瀧羽麻子
富安陽子
たかどのほうこ
岡田 淳
117件
今週のおすすめ
仲良しの2人の少女、えりとエミ。えりは家族の都合でエミのいる横浜を離れ、山口に引っ越しました。手紙をやり取りし、自然あふれる山口での暮らしを共有しながら、2人は、不登校になっている幼なじみ・けんちゃんのことを案じるのですが……。
今週のおすすめ
冬になると、食べたくなるほかほかのおでん。『雪窓』の主人公のおじさんは、おでん屋台の店主です。雪ぶかい山の奥で、お客さんのお腹と心をあたためていたおじさんに、ふしぎなお客さんたちが、ほんのりあたたかな幸せをもたらします。 安房直子さんの童話…
今週のおすすめ
ジョージは、ママと高校生のお兄さんと3人で暮らす、10歳の男の子です。ジョージの毎日は平和なようにみえて、実は苦しいことがたくさんありました-----。『ジョージと秘密のメリッサ』は、最近世界的に知られるようになった「LGBT」のひとつ「ト…
〈書評〉『地図で見る 日本の地震』(山川徹 文 寒川旭 監修)
「地震」って聞くとどんなことをイメージしますか? 壊れた建物? 津波が町を飲み込むようす? 「防災」はどうですか? 備蓄に家具の固定、避難所の確認と防災訓練。それとも「備えてもムダ、なるようになる」なんて気持ちでしょうか。 この本は地震と防…
編集部だより
こんにちは! 編集部の丸本です。 きょうはクリスマス。あっというまに今年もあとすこしで終わりですね。町もにぎわうこの季節、「よいお年を!」っていいながら別れる人たちを見るのが(もちろん、自分がいったりいわれるのも)とてもすきです。
今週のおすすめ
12月といえば、クリスマス。街はクリスマスツリーやイルミネーションで彩られ、うきうきした気持ちになりますね。そんなクリスマスにまつわる世界の物語を集めたのが、『クリスマス物語集』(中村妙子 編訳)です。あたたかい部屋でゆっくり読みたい、珠玉…
今週のおすすめ
北風がつめたい季節になってきました。そよそよとふく春風、びゅるびゅるとふきつける冬の風……いろんな種類の風がありますが、それは毎日工場のねこたちがつくりだしているもの––––今週紹介する「ねこの風つくり工場」はそんな舞台設定で、くりひろげら…
今週のおすすめ
発達障害のひとつ、アスペルガー症候群。「アスペルガーの心」(全3巻)は、アスペルガー症候群のフワリちゃんが小学4~6年生のときに描いた作品。自分の特徴を前向きにとらえ、そのことに誇りをもち、前をしっかり見据えて生きる女の子のメッセージです。
今週のおすすめ
『ちいさいモモちゃん』などの作者・松谷みよ子さんのもとに、あるとき若い読者から、一通の手紙が届きました。「わたしのいもうとの、話を聞いてください……」。いじめにあい学校へ通えなくなった妹のことを語ったその手紙に、心をゆりうごかされた松谷さん…
偕成社文庫100本ノック第64回(プレイバック中!)
8月、季夫は小学6年生の夏休み。季夫は同い年のいとこ理子と一緒に、最愛の妻を亡くしたあきらおじさんを励ますため公園を訪れる。
編集部だより
先日、512歳のサメが発見された!というニュースが話題になっていました。最強のいきもの、サメのふしぎを紹介します!
今週のおすすめ
春、夏、秋、冬––––日本は季節のうつりかわりがうつくしく、あざやかな国。季節をとらえた知恵や慣習、行事が、昔から多くいまに伝わります。『季節のこよみ きょうはなにして遊ぶ?』は、イラストレーターでエッセイストの平野恵理子さんが、1年を季節…
作家が語る「わたしの新刊」
「中国残留孤児」という言葉が生まれる前に、自力で日本の家族を探し、中国からの帰国を果たした青年・城戸幹を父に持つ著者による、父の半生を描いたノンフィクションの名作『あの戦争から遠く離れて』。『じいじが迷子になっちゃった』(城戸久枝 著)はこ…
〈書評〉
小雨の朝です。おはよ、えりさん、エミさん。往復書簡、読みました。 読み終えた後、しばらく庭に出て、ぼーっとしていました。あったかに充たされて、もしそう呼んでよければ、とても幸せな「ぼーっ」でした。
編集部だより
こんにちは、編集部の藤田隆広です。先週末は多摩川でハーフマラソンに出場。……雨でした。さて今回は7月の新刊、城戸久枝さんのノンフィクション『じいじが迷子になっちゃった あなたへと続く家族と戦争の物語』のできるまで、をご紹介します。
今週のおすすめ
とある学校で図工教師をする「ぼく」が出会った、服を着て人間の言葉を話す〈学校ネズミ〉。その学校に住む最後の学校ネズミとなった彼は、語り継がれてきた数々のふしぎな話をのこすため、毎週「ぼく」のところへやってきて、ひとつずつ話を聞かせてくれるー…
今週のおすすめ
ひとり旅を愛する船のり、黒ねこサンゴロウの冒険を描いた「黒ねこサンゴロウ」シリーズ(竹下文子 文/鈴木まもる 絵)。文字が大きく、イラストも豊富、小学校中学年ごろからよめるシリーズながら、うれしさや、悲しさ、せつなさ、さまざまな感情があじわ…
作家が語る「わたしの新刊」
デビュー作『氷の海のガレオン』(群像新人文学賞優秀作)以来読書好きに注目されつづける作家・木地雅映子さんの新刊、『ねこの小児科医ローベルト』は、夜中に具合が悪くなった子どものところに来てくれるお医者さん・ローベルトをむかえた一家の、一夜ので…
偕成社文庫100本ノック第49回(プレイバック中!)
子どものころ大好きだった、一休さんやきっちょむさんなど、小気味のよいとんち話。この『彦一とんちばなし』はそのなかのひとつで、熊本地方に伝わるお話を集めたものです。
「シノダ!」シリーズを卒業した子どもたちに勧めたくて購入しましたが、大人の私が夢中になりました。実在の人物も含め、あれだけ豪華な人々を登場させてあるのだから、これだけで終わらせないでください。イカルとトヨ、2人の少女のこれからや、謎だらけのアキラ、トノサマなど、知りたいことが満載です!(読者の方より)