朱川湊人
小手鞠るい
小手鞠るい
村中李衣
竹田津 実
瀧羽麻子
富安陽子
たかどのほうこ
岡田 淳
19件
今週のおすすめ
突然の雨に、屋根の下でさまざまな人と一緒になって雨やどりをすること、ありますよね。そこにはふしぎな一体感が漂って、人との距離が近づくような感覚があります。 今回ご紹介する『雨やどりはすべり台の下で』(岡田 淳 作/伊勢英子 絵)では、同じ団…
今週のおすすめ
とある学校で図工教師をする「ぼく」が出会った、服を着て人間の言葉を話す〈学校ネズミ〉。その学校に住む最後の学校ネズミとなった彼は、語り継がれてきた数々のふしぎな話をのこすため、毎週「ぼく」のところへやってきて、ひとつずつ話を聞かせてくれるー…
今週のおすすめ
『二分間の冒険』など、数々の人気作品をてがける岡田淳さんが、今年作家デビュー40周年をむかえます。実は岡田さんは、作家である前に、2007年に定年退職するまでずっと、小学校の図工の先生でもありました。今回はデビュー作『ムンジャクンジュは毛虫…
こどもの本屋さんにいこう!第21回
2016年4月にオープンした「つづきの絵本屋」。長年図書館で司書として勤務された店主の都築照代さんは、絵本専門士などの資格を生かし、イベントや講演も行っています。ギャラリーも併設されていて、さらに紅茶専門店でもある、魅力いっぱいのお店につい…
こどもの本屋さんにいこう!第20回
今回は、以前この連載の番外編としてご登場いただいたメルヘンハウスが再登場! 前回は、お店の閉店から1年後、13日間の限定復活をした際に、舞台裏をご紹介しました。今回は限定復活を経て、2021年に再オープンに至った同店について、初代店長・三輪…
編集部だより
コロナウイルスの感染者もようやく少なくなってきて、中止になっていたイベントも再び開かれるようになりました。先週は講談社絵本賞と産経児童出版文化賞の贈賞式がありました。どちらもリアルでの開催は3年ぶりになります。
偕成社文庫100本ノック第64回(プレイバック中!)
8月、季夫は小学6年生の夏休み。季夫は同い年のいとこ理子と一緒に、最愛の妻を亡くしたあきらおじさんを励ますため公園を訪れる。
こどもの本屋さんにいこう!第6回
長く枝を伸ばした木々の葉に隠れるように在る扉に書かれた赤い「ジオジオ 子どもの本」の文字。きっとここに運命の1冊があるにちがいない!そう思わせてくれるような素敵な外観のお店です。お話を伺ったのは「マイペースで、ぼちぼち楽しみながら仕事をつづ…
こどもの本屋さんにいこう!第3回
多くの児童書専門店がある九州地方のなかでも、根強いファンの多い「エルマー」。店主の前園敦子さんは、初めての子育てに苦労していたとき、お子さんに読んであげていた絵本を通じて、ご自身も救われた気持ちになったそうです。自分と同じように悩む「お母さ…
偕成社文庫100本ノック第35回(プレイバック中!)
これはこれは、なんて色気のある児童文学なのだろう…。色気というのは別に男女の恋バナだけじゃない。人と人とのつながりには多かれ少なかれ心と心の通い合う瞬間があり、それは大人だろうが子どもだろうがセクシーで、本作はそんな話の宝庫なのだ。
偕成社文庫100本ノック第27回(プレイバック中!)
授業中の教室で、勉強とは全く関係無いことをぼーっと考えていると、自分の頭の中で楽しい場面や設定がどんどん出来上がっていく。その世界観をとても気に入り、その中で思い通りに行動しているといつの間にか授業が終わる。
今週のおすすめ
今週は、1985年の発売以来、たくさんの子どもたちに読まれてきた、岡田淳さんの『二分間の冒険』(太田大八・絵)を紹介します。元・小学校の図工の先生でもある岡田淳さんが得意とする、学校からはじまるファンタジー。『二分間の冒険』というタイトルで…
偕成社文庫100本ノック第4回(プレイバック中!)
岡田淳さんの作品には隙間があります。物語の世界への隙間です。 『びりっかすの神様』を久しぶりに読み返して、完全にその隙間に入り込んでしまいました。「ただ読んでいる」だけではなく、「体験している」といった感覚に近いでしょうか。そういう物語です…
偕成社文庫100本ノック第2回(プレイバック中!)
小学校高学年の頃、クラスでとても流行っていた本、『二分間の冒険』。みんながおもしろいおもしろいと言っていて、読んでみよう!と思ったときにはすでに図書館で予約のなまえがずらり。
図工準備室の窓から
偕成社の旧ウェブサイトで2011年3月〜2012年1月まで連載をし、現在こちらのサイトで限定公開中の岡田淳さんのエッセイ「図工準備室の窓から」。 全話は、書籍でお読みいただけます。
図工準備室の窓から限定公開中!(第6話)
図工のジャンルのひとつに、お話の絵、というのがある。先生が読み聞かせたお話を、絵にするのである。 図工の先生になって六年めに、二年生を担任しているタジマ先生に、お話の絵について相談された。いい題材になるお話がないだろうか、と。 ぼくは自分の…
図工準備室の窓から限定公開中!(第1話)
西宮の小学校で、38年間図工の先生をして、2007年の春、定年退職をした。その38年間のあれこれをここに書いていこうと思う。 あれこれ、のなかには、少しは図工の授業のこともはいると思うが、主として図工の授業という仕事を支えた周辺のこと、図工…
子どもたちの前で読んでみると、馬に様々なことを「やれるかな?」というところで、「できる!」「できないよー」と子どもたちが盛り上がっていました。最後に馬が人間に乗ったところは、大爆笑でした。(読者の方より)