朱川湊人
小手鞠るい
瀧羽麻子
小手鞠るい
村中李衣
竹田津 実
富安陽子
たかどのほうこ
岡田 淳
19件
絵本&読み物案内
冬は夜が長く、寒い季節です。そのぶん、あたたかさに触れたときの喜びは、他の季節よりも大きいもの。大切な誰かとの時間も、より濃密に感じられます。『わたしのバイソン』(ガヤ・ヴィズニウスキ 作/清岡秀哉 訳)で主人公の少女とバイソンが過ごしたの…
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1年でもっとも夜の長い日、冬至。韓国では、この日はあずきがゆを炊く習慣があるそうです。新年をむかえる前に良い運気をまねきいれるため、戸口にまくなどして、悪いものの侵入を防いだのだとか。『あずきがゆばあさんととら』(ペク・ヒナ 絵/パク・ユン…
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絵本作家・画家として活躍する飯野和好さんは、秩父の山間の小さな集落で育ちました。そんな飯野さんが少年時代を振り返り、家族と動物たちと過ごした自給自足の生活を描いたのが、『ぼくとお山と羊のセーター』です。今回は、第70回産経児童出版文化賞タイ…
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何かを片方だけなくしてしまった! という経験をしたことはありませんか? たとえば、イヤリングやピアス、イヤホン、靴下……今回ご紹介する絵本は『ふたつでひとつ』(かじりみな子 作)。お母さんからもらった大切な手袋をなくしてしまった女の子のお話…
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安房直子さんの数ある童話の中から、絵をつけて絵本化したシリーズ、「安房直子童話名作選」。今回は、冬の寒い時期に読みたい名作『初雪のふる日』(安房直子 作/こみねゆら 絵)をご紹介します。
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体調を崩して一日寝ていなくてはいけない日は、つまらないですね。でももし、おふとんにひみつがあったとしたらどうでしょう? 今回ご紹介する『おふとんのくにのこびとたち』(越智典子 作/出久根 育 絵)では、ひさこちゃんのおふとんの上で、驚くべき…
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絵本の中に「森」という言葉が登場すると、なんだか心がうきうきしてきませんか。決まった道がなく、思いがけない出会いのありそうな「森」。今回ご紹介する『もりのおくのおちゃかいへ』(みやこしあきこ 作)では、主人公の女の子が、動物たちのすてきなお…
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今回ご紹介するのは、家族のあったか〜い愛情の物語を、春夏秋冬の季節を通して描く「ラビッタちゃん」シリーズ(かじりみな子 作)。北欧ラップランド地方のサーミ族の衣装や文化をモチーフにした絵本です。主人公のうさぎ一家のほかにも、たくさんの動物た…
作家が語る「わたしの新刊」
『うちにパンダがいるよ』(高畠 純 絵)は、中国出身の唐亜明さんの絵本。唐さんは、新聞記者、日本の歌の訳詞を経験された後、福音館書店の礎を築いた松居直さんに見初められ、来日。長年編集者として活躍されてきた方です。パンダのぬいぐるみのパンパン…
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冬に読みたい、江國香織さんによるとっておきの児童文学!主人公は、雪だるまの女の子です。それも、私たちに身近な、あの雪をかためてつくる雪だるまではないのですよ。そう、雪子ちゃんは正真正銘の“野生”の雪だるまなのです。
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編み物、したことありますか? 今日ご紹介するどいかやさんの絵本『ねこのニャンルー』では、ねこの女の子がはじめての編み物に挑戦! その毛糸はね、とっても特別な毛糸なんです。
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冬になると、食べたくなるほかほかのおでん。『雪窓』の主人公のおじさんは、おでん屋台の店主です。雪ぶかい山の奥で、お客さんのお腹と心をあたためていたおじさんに、ふしぎなお客さんたちが、ほんのりあたたかな幸せをもたらします。 安房直子さんの童話…
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絵本好きにファンの多い出久根育さん。ブラティスラヴァ世界絵本原画展でグランプリを受賞するなど高く評価され、2005年からはチェコに移り住んで作品を描いています。今回ご紹介する『十二の月たち』はその出久根育さんによるスラブ民話を絵本化した作品…
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ひとりぼっちで暮らすおとなしいうさぎが、元気よくほがらかなうさぎとであう、『だんまりうさぎ』。数多くの名作をのこした児童文学作家・安房直子さんの、1979年の作品です。これをまとめなおし、雑誌に掲載されたまま単行本未収録になっていた作品をあ…
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はじめての雪、その年最初の雪は、つもったらあれをしよう、これをしよう、いろんな遊びを考えてしまいます。さあ、この絵本の主人公ピーターはいったいどんな雪遊びをするのでしょうか? 雪がふったら、きっと親子で開きたくなる絵本『ゆきのひ』(エズラ・…
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教科書で採用され、読みつがれてきた新美南吉の名作「ごんぎつね」。多くの絵本版が刊行されるなかでも、代表作としてまずあげられるのが、黒井健さんの絵が入ったものです。この絵本は、黒井さんにとっても、長きにわたる絵本作家人生のなかで転機となった、…
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秋に入ると、自然と年のおわりを意識するようになりますね。10月の新刊『雪の花』は大晦日のできごとを描いた、ロシアのお話。セルゲイ・コズロフさんという現代ロシア児童文学を代表する作家の戯曲をもとに、ロシアの画家に絵を描きおろしていただいた、日…
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風がつめたい冬のおでかけの日にかかせない手ぶくろ。でも、はずしてどこかにおいたり、外でついポケットに入れたり……そんなことをくりかえしているうちに、あれあれ、気がついたら片方がなくなっていた! というのはよくあること。 今週は、そんななくし…
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暗い夜は、明るい昼間とはちがう、ふしぎな空気を持っています。雪が降りつもった冬の夜はもっと特別。しんとして少し怖いような、でも神聖なような……。きょうはそんな夜のお話、『月夜のみみずく』をご紹介します。
関ヶ原の戦いに興味をもった息子が図書館で借りてきたら、他の戦いや戦争などにも関心を持ち、常に借りてくるので購入しました。小1にもわかりやすいです。(7歳・お母さまより)