朱川湊人
小手鞠るい
小手鞠るい
村中李衣
竹田津 実
瀧羽麻子
富安陽子
たかどのほうこ
岡田 淳
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作家が語る「わたしの新刊」
新しい家で留守番をしているとき、今はもういないお父さんからもらったトイピアノをみつけたのんちゃん。お父さんにならった「カノン」を弾いてみると、となりの森からも同じメロディが聞こえてきて––––いせひでこさん10年ぶりとなる創作絵本『ピアノ』…
今週のおすすめ
子どもの頃、いつも同じ時間を共有している家族とは違う「大人」と出会ったときに、ふと新鮮な風が吹いたことはありますか。絵本ではじめてBunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞した『海のアトリエ』(堀川理万子 作)は、ある少女が知り合いの絵描きさん…
今週のおすすめ
「やかましむら」は、リンドグレーン作の読み物シリーズ。スウェーデンの田舎にある「やかましむら」を舞台に、そこに住む子どもたちの楽しい毎日を描きます。そのなかの1冊『やかましむらのこどもの日』(リンドグレーン 作/ヴィークランド 絵/やまのう…
今週のおすすめ
『ともだち』(木坂 涼 作/さとうあや 絵)は、くまのおじいさんとねずみのぼうやの仲を描いた幼年童話です。今回は、5編あるうちの1編をご紹介します。
今週のおすすめ
生き物の細密画で知られる絵本作家、舘野鴻さん。対象の虫を自ら徹底的に観察・調査し、その生き様を深く理解してから緻密な絵で物語に落とし込む、という制作方法で、何年もかけて一冊の絵本を作り上げています。今回は、これまで偕成社で舘野さんが手がけた…
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『ひとりぼっちのさいしゅうれっしゃ』(いわむらかずお 作)は、山奥の最終列車に乗り込んできた動物たちと、人間の「ぼく」のお話です。動物たちに対する人間のエゴという、自らの生活を顧みるきっかけになるテーマが描かれます。産経児童出版文化賞受賞作…
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ワンナ・ビーは、魔法使いの父さんと、魔女の母さんの間に生まれた女の子。「立派な魔女になるにちがいない!」と思われていたのですが……。誰にでも、得意なこと・不得意なことがある。苦手なことがある分、できることがある。『まじょのむすめ ワンナ・ビ…
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引っ越しすると、学校も変わることがありますね。さまざまな事情で転校する子どもたちの中には、外国へ引っ越す子もたくさんいます。今回ご紹介する『ランカ にほんにやってきたおんなのこ』(野呂きくえ 作/松成真理子 絵)の主人公ランカは、南の島から…
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鳥の巣というと、何を思い浮かべますか? 細い木の枝や枯葉を組み合わせてできた、お椀型のものを想像する方が多いのではないでしょうか。実は、そのような鳥の巣は、数あるなかのほんの一部。今回は、絵本作家であり、鳥の巣研究家でもある鈴木まもるさんが…
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夏は、高校野球の熱が高まる季節ですね。輝く高校球児たちに憧れ、練習にはげむ野球少年たちも多いのではないでしょうか。きょうご紹介する『海をかっとばせ』(山下明生 作/杉浦繁茂 絵)は、朝の海辺で素振りをする少年、ワタルの物語。スカッと気持ちの…
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雨が多い時期は、自然とおうちで過ごす時間が増えますね。今回ご紹介する『だんまりうさぎときいろいかさ』(安房直子 作/ひがしちから 絵)のだんまりうさぎも、長い雨で家から出られずにいました。でも、いいことを思いついて……?
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わたしたちの目を楽しませてくれる花。花にはそれぞれ「花言葉」があります。花言葉を知ると、別の視点からも花を楽しめますね。今回ご紹介する『ちいさな はなの ものがたり』(斉藤 洋 作/浅倉田美子 絵)は、5つの花についての物語が収録された童話…
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寒さがだんだんとやわらぐと、春の予感が強まりますね。今回ご紹介する絵本『チューリップ畑をつまさきで』は、そんな春がやってきてから、次の春がくるまでのお話。球根の子ども、カオリとバナナが、西へ東へ大冒険! 銅版画家の山本容子さんが、はじめてス…
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子どもといると、「どうして空は青いの?」「どうしてタマネギを刻むと涙がでるの?」など、様々な身のまわりの質問をされることが多いと思います。いざ聞かれると、答えがわからなかったり、子どもにわかりやすく伝えるのが難しかったり。今回はそんな疑問に…
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長いお休み明けは、学校に行きたくない、と憂鬱な気持ちで朝を迎える子どもたちもいるかもしれません。今回ご紹介する『からすたろう』(やしま たろう 作)は、クラスになじめずいつもひとりぼっちの男の子と、ある先生との出会いのお話です。
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道におちている石や木の枝、ビンのふたなどを、ひろって持ち帰った経験はありませんか? 子どもは目線が地面とちかいので、いろんなものが目に入り、そのどれもが魅力的に思えるものです。「ミッチの道ばたコレクション」シリーズ(如月かずさ 作/コマツシ…
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人と同じようにできないことに悩んだこと、恥ずかしいと思ったことはありませんか。『ぼくは川のように話す』(原田 勝 訳)は、詩人ジョーダン・スコットの文章に、いま注目の絵本作家シドニー・スミスが絵を描いた作品。吃音症に悩む主人公を通して、もの…
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ゴムや紙、本、チョコレートにパン……。これらはどれも、わたしたちの暮らしに溶け込んだ、身近な存在です。ではこれらは一体、何を原料に、どうやって作られているのでしょう? 絵本の形でそれを教えてくれるのが、『どうやって作るの? パンから電気まで…
今週のおすすめ
春から小学校に通うみなさん、どんな気持ちで春休みを過ごしたでしょうか。学校に行ったら国語の時間はあいうえおの学びから始まりますね。文字が読めるようになると、すこし厚い本も手に取ってみたくなるかもしれません。 そんなみなさんにおすすめしたいの…
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1年1組のアイちゃんは、ダウン症です。でも先生はそのことを、クラスのみんなに説明したことはありません。アイちゃんの学校生活に密着した『アイちゃんのいる教室』(高倉正樹 文・写真)からはじまる3冊のドキュメンタリー絵本は、ありのままの子どもた…
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おうち時間が増えたいま、家でのあそびがマンネリ化していませんか? 今回ご紹介するのは、雑誌などで活躍するおもちゃ作家の佐藤蕗さんが、少ない手順で簡単に作れるおもちゃの作り方をおしえてくれる、遊びのレシピ集! 『ふきさんのアイデアおもちゃ大百…
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『モモ』『はてしない物語』など、長編ファンタジーの読み物で知られる、ドイツの作家ミヒャエル・エンデ。そのエンデが文章を書いた絵本があることを知っていますか? 夜、こわい夢をみてねむれなくなった子どもたちに贈るすてきな小人が登場する、愛情にみ…
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かこさとしさんが自ら望んで企画したという、美術の入門絵本『うつくしい絵』。名画の美しさや作者の背景を紹介するこの絵本の、第2弾として企画されたのが、彫刻をテーマにした『すばらしい彫刻』です。
今週のおすすめ
本業はカメラマンだけど、文才を見いだされて、本作で童話作家デビュー! 加瀬健太郎さんの『ぐうたらとけちとぷー』は、めんどくさがりやの子、めちゃめちゃケチな子、あちこちでおならをしてしまう子、3人の物語。気楽に読める、笑えるお話が4つはいって…
今週のおすすめ
作家・古田足日さん(1927〜2014)の代表作のひとつ、『大きい1年生と小さな2年生』(中山正美 絵)。小学生の心の成長をていねいに描いたこの作品は、1970年の刊行以来、毎年たくさんの子どもたちに読み継がれています。
しょうぼうしゃなどが来るのがおもしろいなと思いました。どうしてかというと大げさだからおもしろいと思いました。からすのパンやさんはぎょうれつすぎで、うりきれないのかなと思いました。(7歳)