朱川湊人
小手鞠るい
瀧羽麻子
小手鞠るい
村中李衣
竹田津 実
富安陽子
たかどのほうこ
岡田 淳
57件
作家が語る「わたしの新刊」
発表する作品が各国で受賞を重ね、今年度の国際アンデルセン賞画家賞を受賞するなど、世界から注目されているカナダの絵本作家、シドニー・スミスさん。『ぼくは川のように話す』『おばあちゃんのにわ』に続く最新作は、自らの子ども時代の体験を描いた感動的…
作家が語る「わたしの新刊」
24年3月に完結した「かこさとし童話集」(全10巻)は、かこさとしさん自らが編んだ、初の童話集。「動物のおはなし」「日本のむかしばなし」「生活のなかのおはなし」「世界のおはなし」の4つの分類で、挿絵とともに、246のお話が収録されています。…
絵本&読み物案内
長い冬がおわり、新緑が芽吹く春。すがすがしい季節ですが、つらい症状に悩まされる人もいるでしょう。『はなとりかえっこ』(角野栄子 作/さとうあや 絵)は、ひどい花粉症もちのアラさんが、その「いまいましい」鼻をとりかえっこする、ユーモアたっぷり…
作家が語る「わたしの新刊」
新しい家で留守番をしているとき、今はもういないお父さんからもらったトイピアノをみつけたのんちゃん。お父さんにならった「カノン」を弾いてみると、となりの森からも同じメロディが聞こえてきて––––いせひでこさん10年ぶりとなる創作絵本『ピアノ』…
編集部だより
これまで、『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』『ある晴れた夏の朝』など、読み物(フィクション)を中心に本を編集してきました。今回、その読み物の「企画の立て方」というお題をいただいたので、それについて、思うところを書いてみます。
絵本&読み物案内
子どもの頃、いつも同じ時間を共有している家族とは違う「大人」と出会ったときに、ふと新鮮な風が吹いたことはありますか。絵本ではじめてBunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞した『海のアトリエ』(堀川理万子 作)は、ある少女が知り合いの絵描きさん…
作家が語る「わたしの新刊」
家にある材料にちょっとしたアイデアを足したら、こんなにユニークでかわいいおもちゃができちゃう! 「ふきさんのおもちゃ大百科」は、「ふきさん」こと手作りおもちゃ作家・佐藤蕗さんの楽しいアイデアがつまったおもちゃのレシピ集。シリーズ3作目『ふき…
絵本&読み物案内
「やかましむら」は、リンドグレーン作の読み物シリーズ。スウェーデンの田舎にある「やかましむら」を舞台に、そこに住む子どもたちの楽しい毎日を描きます。そのなかの1冊『やかましむらのこどもの日』(リンドグレーン 作/ヴィークランド 絵/やまのう…
絵本&読み物案内
『ともだち』(木坂 涼 作/さとうあや 絵)は、くまのおじいさんとねずみのぼうやの仲を描いた幼年童話です。今回は、5編あるうちの1編をご紹介します。
絵本&読み物案内
生き物の細密画で知られる絵本作家、舘野鴻さん。対象の虫を自ら徹底的に観察・調査し、その生き様を深く理解してから緻密な絵で物語に落とし込む、という制作方法で、何年もかけて一冊の絵本を作り上げています。今回は、これまで偕成社で舘野さんが手がけた…
作家が語る「わたしの新刊」
日本の各地の川を絵本にしてきた村松昭さん。最新作でとりあげたのは東北地方の大河・北上川です。今回は、土偶の神様とお使いの少年が案内役となって、川とそのまわりのくらしを鳥瞰図(鳥の視点で描いた地図)で紹介します。本作のきっかけや、村松さんが絵…
絵本&読み物案内
『ひとりぼっちのさいしゅうれっしゃ』(いわむらかずお 作)は、山奥の最終列車に乗り込んできた動物たちと、人間の「ぼく」のお話です。動物たちに対する人間のエゴという、自らの生活を顧みるきっかけになるテーマが描かれます。産経児童出版文化賞受賞作…
絵本&読み物案内
ワンナ・ビーは、魔法使いの父さんと、魔女の母さんの間に生まれた女の子。「立派な魔女になるにちがいない!」と思われていたのですが……。誰にでも、得意なこと・不得意なことがある。苦手なことがある分、できることがある。『まじょのむすめ ワンナ・ビ…
編集部だより
日本で最も西に位置する島、与那国島には、ほぼ野生で暮らす馬がいます。『ウマと話すための7つのひみつ』(河田 桟 文・絵)は、馬とともに暮らす著者による「馬語」の入門書です。本作を企画するにあたって、与那国島を訪れた編集者が、馬と過ごした時間…
絵本&読み物案内
引っ越しすると、学校も変わることがありますね。さまざまな事情で転校する子どもたちの中には、外国へ引っ越す子もたくさんいます。今回ご紹介する『ランカ にほんにやってきたおんなのこ』(野呂きくえ 作/松成真理子 絵)の主人公ランカは、南の島から…
絵本&読み物案内
鳥の巣というと、何を思い浮かべますか? 細い木の枝や枯葉を組み合わせてできた、お椀型のものを想像する方が多いのではないでしょうか。実は、そのような鳥の巣は、数あるなかのほんの一部。今回は、絵本作家であり、鳥の巣研究家でもある鈴木まもるさんが…
絵本&読み物案内
夏は、高校野球の熱が高まる季節ですね。輝く高校球児たちに憧れ、練習にはげむ野球少年たちも多いのではないでしょうか。きょうご紹介する『海をかっとばせ』(山下明生 作/杉浦繁茂 絵)は、朝の海辺で素振りをする少年、ワタルの物語。スカッと気持ちの…
絵本&読み物案内
雨が多い時期は、自然とおうちで過ごす時間が増えますね。今回ご紹介する『だんまりうさぎときいろいかさ』(安房直子 作/ひがしちから 絵)のだんまりうさぎも、長い雨で家から出られずにいました。でも、いいことを思いついて……?
編集部だより
コロナウイルスの感染者もようやく少なくなってきて、中止になっていたイベントも再び開かれるようになりました。先週は講談社絵本賞と産経児童出版文化賞の贈賞式がありました。どちらもリアルでの開催は3年ぶりになります。
絵本&読み物案内
わたしたちの目を楽しませてくれる花。花にはそれぞれ「花言葉」があります。花言葉を知ると、別の視点からも花を楽しめますね。今回ご紹介する『ちいさな はなの ものがたり』(斉藤 洋 作/浅倉田美子 絵)は、5つの花についての物語が収録された童話…
絵本&読み物案内
寒さがだんだんとやわらぐと、春の予感が強まりますね。今回ご紹介する絵本『チューリップ畑をつまさきで』は、そんな春がやってきてから、次の春がくるまでのお話。球根の子ども、カオリとバナナが、西へ東へ大冒険! 銅版画家の山本容子さんが、はじめてス…
絵本&読み物案内
子どもといると、「どうして空は青いの?」「どうしてタマネギを刻むと涙がでるの?」など、様々な身のまわりの質問をされることが多いと思います。いざ聞かれると、答えがわからなかったり、子どもにわかりやすく伝えるのが難しかったり。今回はそんな疑問に…
絵本&読み物案内
長いお休み明けは、学校に行きたくない、と憂鬱な気持ちで朝を迎える子どもたちもいるかもしれません。今回ご紹介する『からすたろう』(やしま たろう 作)は、クラスになじめずいつもひとりぼっちの男の子と、ある先生との出会いのお話です。
絵本&読み物案内
道におちている石や木の枝、ビンのふたなどを、ひろって持ち帰った経験はありませんか? 子どもは目線が地面とちかいので、いろんなものが目に入り、そのどれもが魅力的に思えるものです。「ミッチの道ばたコレクション」シリーズ(如月かずさ 作/コマツシ…
私は読書に興味がありませんでした。でも題名にひかれて読んでみると世界観やお話のとりこになりました。『闇の守り人』『夢の守り人』と読んでいくうちに上橋菜穂子さんの物語にひきこまれていきます。これからもシリーズを読むのを楽しみにしています!(11歳)