朱川湊人
小手鞠るい
小手鞠るい
村中李衣
竹田津 実
瀧羽麻子
富安陽子
たかどのほうこ
岡田 淳
53件
今週のおすすめ
森の木を育てる祖父、楽器職人の父を持つ少年「わたし」。あるとき、父にチェロを発注した音楽家と出会い、その音色に心を奪われて……。『チェロの木』(いせひでこ 作)は、めぐる季節の中でつながる人と音楽の物語を、美しく描いた絵本です。
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小学校中学年以上向けに書かれた本書は、古代エジプトで3000年の間、姿や役割を変えながらつくられていた巨大建築の墓・ピラミッドの歴史をたどる1冊です(ふりがなは全ての漢字にふってあります)。
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学校のクラスのみんなで、生き物を育てた経験はあるでしょうか。教室にいるペットは、言葉を交わすことはできなくても、クラスメイトの一員のように感じられますね。今回ご紹介するのは、とある小学校の教室で飼われているハムスター、ハンフリーが主人公の物…
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安房直子さんの数ある童話の中から、絵をつけて絵本化したシリーズ、「安房直子童話名作選」。今回は、冬の寒い時期に読みたい名作『初雪のふる日』(安房直子 作/こみねゆら 絵)をご紹介します。
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『セイリの味方スーパームーン』(高橋由為子 作・絵)は、はじめて生理をむかえる女の子のためのガイドブックです。小学6年生のはるなちゃんのもとにあらわれた「セイリの味方スーパームーン」といっしょに、生理のしくみから困った時の解決法まで、コミッ…
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鳥の巣というと、何を思い浮かべますか? 細い木の枝や枯葉を組み合わせてできた、お椀型のものを想像する方が多いのではないでしょうか。実は、そのような鳥の巣は、数あるなかのほんの一部。今回は、絵本作家であり、鳥の巣研究家でもある鈴木まもるさんが…
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「昔話」ときいて、あなたが思い浮かべる主人公は、桃太郎、浦島太郎など、男の子や男性が多いのではないでしょうか。でも、実は日本には、元気でたくましい女性たちのお話が、たくさん伝わっているのです! 『女の子の昔話 日本につたわるとっておきのおは…
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夜中に子どもの具合が悪くなったら、どうすればいいのでしょう? 今回ご紹介するのは『ねこの小児科医ローベルト』(木地雅映子 作/五十嵐大介 絵)。夜間専門のねこのお医者さん・ローベルトをむかえた家族の一晩を描いた絵童話です。
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寅年に読みたい短編集『しまのないトラ』(斉藤洋 作/廣川沙映子 絵)をご紹介します。サブタイトルは「なかまとちがってもなんとかうまく生きていったどうぶつたちの話」。この本には5つのお話が入っていますが、その主人公はどれも、仲間と少しちがった…
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秋が深まると、公園や森の地面に散らばるどんぐりの実。丸いもの、とがったもの、大きいもの、小さいもの……一口にどんぐりといっても、いろんな形のものがありますね。そんなどんぐりたちが、一番を競って言い争う様子をユニークに描くのが、宮沢賢治の童話…
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ドイツ児童文学賞を受賞した『ぼくはアフリカにすむキリンといいます』(岩佐めぐみ 作/高畠純 絵)が刊行されてから、2021年で20年を迎えます。たいくつだったキリンが「地平線の向こうにすむきみへ」手紙を書いたことからはじまったこのシリーズも…
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ミステリーを読むとき、「自分もトリックをあばいてみよう!」と考えながら読む人は多いと思います。「少年探偵ブラウン」(ドナルド・ソボル 作/花輪莞爾 訳)は、読者も一緒に謎ときに参加できるシリーズ! 「ミルキー杉山のあなたも名探偵」にはまった…
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「やと」は、谷戸と書き、なだらかな丘にはさまれた浅い谷の地形のことをいいます。『やとのいえ』では、やとの自然と、そこに暮らす人々の150年あまりの営みを、十六らかんさんと一緒にじっくりと見ていきます。
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2013年、ユネスコの無形文化遺産に登録された「和食;日本人の伝統的な食文化」。その味つけを支えるのが、「だし」です。素材の味をそこなわず、料理をおいしくする「だし」のこと、じっくり学んでみませんか? 「和食のだしは海のめぐみ」(阿部秀樹 …
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春ですね。草木が芽吹き、花が咲き、虫が活動を始める季節がやってきました。きょうご紹介する『地球パラダイス』は、そんな春からはじまる自然界の1年を描いた詩集。詩人の工藤直子さんが、代表作「のはらうた」以前からあたためていたという詩と、画家の石…
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きょうはなんの日? 記念日って、SNS上で話題になることも多いですよね。『きょうはなんの記念日? 366日じてん』は、イラストレーター・エッセイストの平野恵理子さんが、1年の記念日を独自の目線で厳選した1冊。自分や友人の誕生日など、ふとした…
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冬に読みたい、江國香織さんによるとっておきの児童文学!主人公は、雪だるまの女の子です。それも、私たちに身近な、あの雪をかためてつくる雪だるまではないのですよ。そう、雪子ちゃんは正真正銘の“野生”の雪だるまなのです。
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読書の秋、いろんな作家の小説に出会ってみるのはいかがでしょうか? 「物語は4つの顔をもつ」は、人気作家24人の短い小説をテーマ別に6編ずつに分けた、4冊からなるシリーズです。
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夏といえば、食べたくなるのがカレー! インド発祥の食べものですが、日本で独自の進化をとげ、いまや日本の家庭料理の大定番になっています。夏バテで食欲がなくても、野菜たっぷりお肉たっぷり、ピリリと辛いカレーを食べるとふしぎと身体が活性する気がし…
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1945年8月15日、日本は終戦を迎えました。戦争の記憶を語るとき、この日は大きな節目となっています。しかし、終戦の日を境に、急に平和で安心できる世界が訪れたわけではありません。
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さまざまなニュースや、スポーツなどの国際大会で目にすることの多い、世界の国旗。どこの国の国旗? どこにある国? どんな国? と知りたくなることはありませんか? 「国旗を正しく知ることは、世界を知る第一歩になる」と語るのは、日本旗章学協会会長…
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古くから魔物が住んでいるといわれるイタリアの町“ベネベント”を舞台に、その魔物たちのいたずらに翻弄される子どもたちを描く「ベネベントの魔物たち」(ジョン・ベーメルマンス・マルシアーノ 作/ソフィー・ブラッコール 絵/横山和江 訳)。 何か悪…
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仲良しの2人の少女、えりとエミ。えりは家族の都合でエミのいる横浜を離れ、山口に引っ越しました。手紙をやり取りし、自然あふれる山口での暮らしを共有しながら、2人は、不登校になっている幼なじみ・けんちゃんのことを案じるのですが……。
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冬になると、食べたくなるほかほかのおでん。『雪窓』の主人公のおじさんは、おでん屋台の店主です。雪ぶかい山の奥で、お客さんのお腹と心をあたためていたおじさんに、ふしぎなお客さんたちが、ほんのりあたたかな幸せをもたらします。 安房直子さんの童話…
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ジョージは、ママと高校生のお兄さんと3人で暮らす、10歳の男の子です。ジョージの毎日は平和なようにみえて、実は苦しいことがたくさんありました-----。『ジョージと秘密のメリッサ』は、最近世界的に知られるようになった「LGBT」のひとつ「ト…
しょうぼうしゃなどが来るのがおもしろいなと思いました。どうしてかというと大げさだからおもしろいと思いました。からすのパンやさんはぎょうれつすぎで、うりきれないのかなと思いました。(7歳)