朱川湊人
小手鞠るい
小手鞠るい
村中李衣
竹田津 実
瀧羽麻子
富安陽子
たかどのほうこ
岡田 淳
120件
今週のおすすめ
『紙ひこうき、きみへ』は、野中柊さんの童話に、木内達朗さんがうつくしい木版画で挿絵を添えた、全ページオールカラーのぜいたくな1冊。2匹のリスの出会いとわかれ、そしてお互いを想い合う気持ちをていねいに描いた物語です。
今週のおすすめ
自分が住む地域で、過去にどんな地震が起こったか。それを知ることは、最大の防災になります。『地図で見る 日本の地震』(山川 徹 文/寒川 旭 監修)は、679年の筑紫地震から、2019年の山形沖地震まで、日本で起こった大きな地震を地域別の地図…
今週のおすすめ
世界中の虫好きから100年以上にわたり愛されつづけている『ファーブル昆虫記』。みなさんも、一度は耳にしたことがあるのではないしょうか。『ファーブル昆虫記 名場面集』(奥本大三郎 文/今森光彦 切り絵)は、子どもの頃からこの本に魅せられてきた…
今週のおすすめ
気のおけない友だちと、繰り返ししてきた会話や遊びをするときというのは、心をすみずみまで満たしてくれるうれしさがあるものです。『カメくんとイモリくん 小雨ぼっこ』(いけだけい 作/高畠 純 絵)の主人公のカメくんとイモリくんは、かつてはおとな…
今週のおすすめ
今回は、岡田淳さんが関西弁でおくる、『願いのかなうまがり角』(田中六大 絵)からはじまる4作の連作短編集をご紹介します。おじいちゃんが孫に語りきかせる、うそのような本当のようなスケールの大きなお話のゆくえは……?
今週のおすすめ
森の木を育てる祖父、楽器職人の父を持つ少年「わたし」。あるとき、父にチェロを発注した音楽家と出会い、その音色に心を奪われて……。『チェロの木』(いせひでこ 作)は、めぐる季節の中でつながる人と音楽の物語を、美しく描いた絵本です。
編集部だより
2015年に、国連のすべての加盟国が採択したSDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)。今では、子ども達の間にもSDGsの理解や実践は広がっています。この9月に刊行となった『SDGsチャレンジ…
今週のおすすめ
小学校中学年以上向けに書かれた本書は、古代エジプトで3000年の間、姿や役割を変えながらつくられていた巨大建築の墓・ピラミッドの歴史をたどる1冊です(ふりがなは全ての漢字にふってあります)。
編集部だより
これまで、『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』『ある晴れた夏の朝』など、読み物(フィクション)を中心に本を編集してきました。今回、その読み物の「企画の立て方」というお題をいただいたので、それについて、思うところを書いてみます。
作家が語る「わたしの新刊」
今年はジャン=アンリ・ファーブルの生誕200年にあたります。それを記念して刊行される『ファーブル昆虫記 名場面集』(全2巻)で、それぞれの名場面を見事な切り絵で表現してくださった今森光彦さんにインタビューしました。
今週のおすすめ
学校のクラスのみんなで、生き物を育てた経験はあるでしょうか。教室にいるペットは、言葉を交わすことはできなくても、クラスメイトの一員のように感じられますね。今回ご紹介するのは、とある小学校の教室で飼われているハムスター、ハンフリーが主人公の物…
編集部だより
今回の編集部だよりでは、2~3月の新刊〈ぼくは学校ハムスター〉シリーズを例に、「海外の作品が日本で出版されるまでの流れ」についてお伝えしよう……と思ったら、あれあれ? 本の中から、主人公のハムスターがとびだしてきましたよ!
今週のおすすめ
安房直子さんの数ある童話の中から、絵をつけて絵本化したシリーズ、「安房直子童話名作選」。今回は、冬の寒い時期に読みたい名作『初雪のふる日』(安房直子 作/こみねゆら 絵)をご紹介します。
作家が語る「わたしの新刊」
中国発の大人気ファンタジーシリーズ「紫禁城の秘密のともだち」(常 怡 作/小島敬太 訳/おきたもも 絵)は、広大な紫禁城を舞台に繰り広げられる、女の子・小雨シャオユウと神獣たちのわくわくする物語です。第1作『神獣たちのふしぎな力』の刊行を記…
今週のおすすめ
『セイリの味方スーパームーン』(高橋由為子 作・絵)は、はじめて生理をむかえる女の子のためのガイドブックです。小学6年生のはるなちゃんのもとにあらわれた「セイリの味方スーパームーン」といっしょに、生理のしくみから困った時の解決法まで、コミッ…
〈書評〉『お月さまになりたい』(三木 卓 作/及川賢治 絵)
ここをお読みの、犬の皆さまに、今日は、ぜひご紹介したい本があるのです。タイトルは、『お月さまになりたい』。「月になんか興味ないね。オオカミだったころは満月に遠吠えもしたらしいけど」なんておもわれるかもしれませんが、まあ聞いてください。作者は…
今週のおすすめ
鳥の巣というと、何を思い浮かべますか? 細い木の枝や枯葉を組み合わせてできた、お椀型のものを想像する方が多いのではないでしょうか。実は、そのような鳥の巣は、数あるなかのほんの一部。今回は、絵本作家であり、鳥の巣研究家でもある鈴木まもるさんが…
編集部だより
こわい話、好きですか? わたしは、けっこう好きです。暑い夏に、とくにおすすめのこわい話、苦手な人もたのしめる初級から、まあまあこわい中級、こわい話の源流をさぐる上級と段階別にご紹介します。
編集部だより
大変ごぶさたしております。編集部の刑部です。今朝も、会社のある市ヶ谷駅のひとつ前の四谷駅で降りて、外濠公園を歩いて会社に来ましたが……ラッキー! 羽化したてのセミに出会えました。ありゃ〜なんとキレイな翡翠色! ミンミンゼミですね。羽化の時間…
偕成社文庫100本ノック第95回(プレイバック中!)
小学校3、4年制の頃でしょうか。友達のうちに「ラング世界童話全集」(東京創元社版)が箱入りで何冊もあって、その本を読みたくて、友達の家に毎週遊びに行った記憶があります。
編集部だより
杉山亮さん作、中川大輔さん絵の「ミルキー杉山のあなたも名探偵」シリーズは、2022年で刊行30周年をむかえました。 ちょっと頼りない探偵の主人公・ミルキー杉山が、仲間の助けをかりながら様々な事件を解決していく物語です。ひとつのお話が「事件編…
編集部だより
著者の三輪一雄さんの作品は、いつも「興味をもつ」ってこんなにおもしろい。ということを教えてくれます。ふと気になったことに目を向けてみる、調べてみる、考えてみる。「きゃっ! ちょっと気持ちわるいなあ」と思う虫にも、ぜひ心を寄せてみてください。
編集部だより
「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」シリーズ(廣嶋玲子 作/jyajya 絵)がNHKでテレビアニメ化され、第3回子どもの本総選挙の第1位を獲得しました。担当編集者が、銭天堂と著者の廣嶋玲子さんについて語ります。
今週のおすすめ
「昔話」ときいて、あなたが思い浮かべる主人公は、桃太郎、浦島太郎など、男の子や男性が多いのではないでしょうか。でも、実は日本には、元気でたくましい女性たちのお話が、たくさん伝わっているのです! 『女の子の昔話 日本につたわるとっておきのおは…
カラフルな色使い、あたたかい絵、あおむしが食べたものに穴があいていって、子どもはその穴を一生懸命指先で確認しています。これからもうすこしやりとりができるようになったら、色さし遊びや、これだけたくさん食べたら、大きくてキレイなチョウチョになれるよ!と読み聞かせてあげたいです。(0歳・お母さまより)