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教室のペットが、みんなのお悩みを解決! アメリカ発の人気シリーズ「ぼくは学校ハムスター」

学校のクラスのみんなで、生き物を育てた経験はありますか? 教室にいるペットは、言葉を交わすことはできなくても、クラスメイトの一員のように感じられますね。

今回ご紹介するのは、とある小学校の教室で飼われているハムスター、ハンフリーが主人公の物語「ぼくは学校ハムスター」シリーズ(ベティ・G・バーニー 作/尾高 薫 訳/ももろ 絵)です。

小学校の教室で、人知れず大活躍するハンフリー!

 ハンフリーは、ロングフェロー小学校の26番教室にいるハムスター。とってもかしこくて、人間の言葉がわかり、文字を読むこともできます。

 日中は教室、夜は担任の先生の家ですごしていたハンフリーですが、あるときから、平日は教室で、週末は順番に生徒たちの家でお世話してもらうことになりました。
 
 声が大きくていつも先生に注意されている男の子、A.J.。とてもおとなしく、授業でも言葉を発しない女の子、サヤ。なにかとハンフリーにつっかかる男の子、ガースなど、個性的なクラスのみんなの家を訪れるハンフリーは、それぞれの家で、教室ではわからなかった一面を知っていきます。そして、おのおのが抱える困りごとやお悩みを、(時には機転をきかせ、時には偶然に)みごと解決するのです!
 

 例えば、A.J.の家へ行ったハンフリーは、A.J.の声が大きい理由を知ります。それは、彼が大家族で、家の中ではいつもテレビやラジオがついているから!

「ものすごーく、うるさい、うるさい、うるさーい! だけど、この家の人たちは気にならないみたい。」
 
 この環境をなんとかしようと、ハンフリーは、そっとケージを抜けだして(だれにも知られていないけれど、内側から扉を開けられるのです!)、大胆にもテレビの電源を抜いてしまいます!
 
 はじめはテレビの故障だと思い、困っていたA.J.の一家ですが、テレビがないと大きい声で話す必要がなく、家族での会話が増えて、楽しくすごせることに気づきました。ハンフリーの行動が、A.J.と家族に変化をもたらしたのです。
 
 もちろん、教室でもハンフリーは大活躍。学校で行われるさまざまなイベントで、人知れず力を発揮します。
 

原作はアメリカの人気シリーズ

 ここでご紹介したのは、1作目『ハンフリーは友だちがかり』の内容です。シリーズは2作目『カエルとぼくのふしぎな友情』、3作目『ハンフリーと模型の町』とつづきます。
 
 このシリーズの原作は、アメリカの人気作品 “According to Humphrey Series”。10か国語に訳されていて、世界中でたくさんの子どもたちに読まれています。出てくる名前や学校のイベント、授業はアメリカらしいものですが、日本との違いをおもしろく読むことができます。また、登場する子どもたちはそれぞれの個性がありつつ、抱えている悩みは普遍的で、子どもたちの姿はどの国でも一緒なのだと感じられます。
 
 本作を日本語で刊行することになった経緯を、こちらの編集部だよりでご紹介しています。(語り手はなんと、ハンフリー!)ぜひ合わせてご覧ください。

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今日の1さつ

小学校6年生のときに、「十一月の扉」を読んで以来、高楼さんの本が大好きです。「街角には物語が…」も、読んでいてとても心があたたかくなりました。高楼さんの物語の世界は、小さい頃から私の憧れている世界そのもので、本当に大好きです!!(17歳)

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