icon_twitter_01 icon_facebook_01 icon_youtube_01 icon_hatena_01 icon_line_01 icon_pocket_01 icon_arrow_01_r icon-close_01

編集部だより

世界のともだち、出張授業!

2019.01.16

 こんにちは! 編集部の小宮山です。寒いですが、日が落ちる時間がほんの少しずつ遅くなってきていて、うれしいです。
 
 そんな冬の昨日・・・、わたしは都内の小学校で授業をしてきました!
 
 都立の特別支援学校で、「世界のともだち」シリーズの授業をする日だったのです(「特別支援学校とはなんだろう?」と思った方は、ここにかんたんな説明があるので、どうぞ!)。
 
図書室のいすと机の写真。机にはパソコンと原稿、ペットボトル、筆記具が置かれている。

授業前に、学校にある図書室で待機

 
 『世界のともだち・アメリカ』の話をきかせてください!という先生からの希望で、本を題材におしゃべりしました。9名が在籍する、10歳の子どもたちがメインのクラスは、みんなノリノリ! 主人公・コリンの写真をスクリーンに出しただけで「おおおおおー!!」となってました。
 
 アメリカの学校でおもしろい(と、わたしが思った)ところベスト4を話したのですが、ファストフード店にならぶ子どもたちの写真で、車いすマークを発見した子がいました。
 
 「車いすで入れるかな!?」と質問してくれて、「入れる! 入れる!」とわたしが言うと、「じゃあ、俺も行ってみようー!」と。
 
本を開いたところの写真。子どもたちがファストフード店に行列する写真が載っている。
 
 授業の後半は、手を動かすワークショップにしました。アメリカのおかしの写真をペタペタ貼ったり・・・(「わたし、手に力がはいらないんだよね!」と言って力いっぱいのりをふっていたため、写真がぶれてます)。
 
かばんの形をした制作物をひらいている写真。一緒に子どもの手が写っている。
 
 行ってみたい国や場所について書いたり・・・。「広島のふうけいをみて見たい」、いいですね。
 
かばんの形をした制作物を開いている写真。世界地図の絵があり、行ってみたい国を子どもが書いている。アメリカ、広島、オーストラリアに行きたいと書かれている。
 
 「おきなわに行(っ)て、おともだちにまたあいたい。」も。かわいい−!
 
かばんの形をした制作物を開いている写真。世界地図の絵があり、行ってみたい国を子どもが書いている。中国。北海道。沖縄。
 
 できあがりはこちら。みんな、それぞれのペースでぺたぺた貼ったり、手伝ってもらったりしながら完成!
 
かばんの形をした制作物の写真。
 
 「みんな、アメリカにいきたいかー!」「ウオー!」みたいなノリで(昭和です)、授業を終えられたので、よかったよかった。とりわけもりあがったのは、できあがったものに押した「世界のともだち」スタンプ。「こんどまた、スタンプもってきてね」と帰り際に言われるぐらい、人気をかっさらっていったのでした。
 
スタンプを押した写真。世界のともだちのロゴマークが押されている。スタンプ本体も写っている。
 
 今回の授業では、事前に連絡をして、『世界のともだち・アメリカ』で鈴木智子さんが撮られた写真、それから鈴木千佳子さんが描いてくださったイラストを使いました。ありがとうございました。
 
 それから、ワークショップのアイデアは、「これをやるといいよ!」とおすすめしてくださった絵本作家のスギヤマカナヨさんによるものです。クラスでは、次に、スギヤマさんの本を使った手紙の授業をするそうで、この偶然にもクラス全体が「うおー!」となってました。
 
 楽しい時間をありがとうございました! みんなどうか元気で、また会いましょう!
 
 おまけ。気がつくかなーと思ってはいていったくつした。ちらっとしか見えなかったのに、会ったばかりの子に「なんで、ノンタンのくつしたはいてるんですか?」ときかれて、「よし!」と心のなかで思ったのでした。
 
ノンタンの靴下と「墨東特別支援学校」と書かれたスリッパの写真。
 
(編集部 小宮山)

この記事に出てきた本

バックナンバー

今日の1さつ

2024.12.13

こちらから与えてしまいがちな子育てですが、そんなことはしなくても、周りの人・自然・毎日の生活こそが、子供にとって大切なんだと思いました。物語の中でこわがっている子供のアライグマに「行かなくていいよ」とは言わず、一緒についていこうともしないお母さんはえらいなと思いました。(読者の方より)

new!新しい記事を読む