こんにちは! 編集部の小宮山です。寒いですが、日が落ちる時間がほんの少しずつ遅くなってきていて、うれしいです。
そんな冬の昨日・・・、わたしは都内の小学校で授業をしてきました!
都立の特別支援学校で、「世界のともだち」シリーズの授業をする日だったのです(「特別支援学校とはなんだろう?」と思った方は、ここにかんたんな説明があるので、どうぞ!)。
授業前に、学校にある図書室で待機
『世界のともだち・アメリカ』の話をきかせてください!という先生からの希望で、本を題材におしゃべりしました。9名が在籍する、10歳の子どもたちがメインのクラスは、みんなノリノリ! 主人公・コリンの写真をスクリーンに出しただけで「おおおおおー!!」となってました。
アメリカの学校でおもしろい(と、わたしが思った)ところベスト4を話したのですが、ファストフード店にならぶ子どもたちの写真で、車いすマークを発見した子がいました。
「車いすで入れるかな!?」と質問してくれて、「入れる! 入れる!」とわたしが言うと、「じゃあ、俺も行ってみようー!」と。
授業の後半は、手を動かすワークショップにしました。アメリカのおかしの写真をペタペタ貼ったり・・・(「わたし、手に力がはいらないんだよね!」と言って力いっぱいのりをふっていたため、写真がぶれてます)。
行ってみたい国や場所について書いたり・・・。「広島のふうけいをみて見たい」、いいですね。
「おきなわに行(っ)て、おともだちにまたあいたい。」も。かわいい−!
できあがりはこちら。みんな、それぞれのペースでぺたぺた貼ったり、手伝ってもらったりしながら完成!
「みんな、アメリカにいきたいかー!」「ウオー!」みたいなノリで(昭和です)、授業を終えられたので、よかったよかった。とりわけもりあがったのは、できあがったものに押した「世界のともだち」スタンプ。「こんどまた、スタンプもってきてね」と帰り際に言われるぐらい、人気をかっさらっていったのでした。
今回の授業では、事前に連絡をして、『世界のともだち・アメリカ』で鈴木智子さんが撮られた写真、それから鈴木千佳子さんが描いてくださったイラストを使いました。ありがとうございました。
それから、ワークショップのアイデアは、「これをやるといいよ!」とおすすめしてくださった絵本作家のスギヤマカナヨさんによるものです。クラスでは、次に、スギヤマさんの本を使った手紙の授業をするそうで、この偶然にもクラス全体が「うおー!」となってました。
楽しい時間をありがとうございました! みんなどうか元気で、また会いましょう!
おまけ。気がつくかなーと思ってはいていったくつした。ちらっとしか見えなかったのに、会ったばかりの子に「なんで、ノンタンのくつしたはいてるんですか?」ときかれて、「よし!」と心のなかで思ったのでした。
(編集部 小宮山)