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編集部だより

切手、好きですかー?

2018.03.14

 こんにちは!編集部の小宮山です。
 
 昨年、わたしがこのブログでとりあげたのは、えんぴつ(「えんぴつ、使ってますかー?」)。きょうは、切手をとりあげてみたいと思います。
 
 切手。
 みなさん、お好きですか?
 
 「当然好き!」「あたりまえ!」という声がきこえてきそうです。編集部でも、きいてみた5人中5人が切手に思い入れを持っていました(「姉とふたりで集めていました」とか「東京五輪のときの水球の切手もってる」とかとか)。100%の人が、関心ありですね!
 
たくさんの切手が散らばっている写真

右下の切手なんか、いい感じです。おとなりの貝がら切手も、人によってはなつかしいかと。

 
  わたしは、昨年から、切手やポストカードなどを大量に預かっていました。著者から。預かった切手は、優に1000枚は超えていて、もしかしたら1500枚、あるいは2000枚、わたしの手元にあったかもしれません。ひー。
 
 これを本に使うため、たっくさんの切手のなかから、「これを使う?」「やっぱり、あれにしようか?」と決めていくのは、なかなか時間のかかる作業でして・・・・・・(本の話はまた最後に!)。大変でした。それでも、やっぱり、切手はかわいい〜。著者のスギヤマカナヨさんがじゃんじゃん送ってくださる切手に、ときめいていました。
 
 大量の切手が候補になっていたにもかかわらず、著者が、1巻でも2巻でも「載せたい!」と言っていた切手がありました。よっぽど好きなんだな・・・・・・と、わたしがひそかに心にメモしていたのが、この切手。1979年の特殊教育100年記念と、1978年のラジオ体操50年記念切手です。
 
切手が二枚ならんでいる写真
 
 左のオレンジ色の切手にいたっては、絵本『てがみはすてきなおくりもの』(スギヤマカナヨ作、2003年、講談社)にも載っているのを発見して、これはよほど、つぼな切手なんだなーと思いました。どうしても好き、惹かれてしまう切手というのがあるんですね。
 
本のページ写真。切手がならんでいる

今回、担当したシリーズもの1巻目、『ゆうびん・手紙のひみつをたんけん!』でも、あの2枚を載せました

 著者から預かっていた切手やはがきを返却するために、ごそごそ片付けをしていたら、「あ!切手のイベントで買ったものを、そのままあけていなかった!」と発見。

ふくろに入った切手たくさんの写真

 いろいろ買ったけれど、わたしとしては、この小さい切手がいちばんいい感じ。

海外の切手が2枚ならんでいる写真

 このメータースタンプも切手といっしょに買っていました。よく見ると、かわいいんです。

消印スタンプがたくさんならんでいる写真

 メータースタンプとは、切手のかわりとなる、料金支払い済みをしめすスタンプのこと。写真のものは、企業が広告としてスペースを買ってデザインしたもの、らしいです(わたしはコレクターではないので、くわしい説明は割愛します)。

 切手にまつわる小さなお話でした。・・・・・・と、ここで終わらず、本の紹介もしたい!

 「おもしろい!楽しい!うれしい!手紙」は、3冊それぞれ違った構成で、手紙の魅力を伝えるシリーズです。でてくる切手やポストカードは、「はじめての年賀切手」以外すべて、著者のコレクションです。
 
絵本3冊の写真
 
 1巻目では、切手のいろいろはもちろん、はがきや封書の書きかた、世界のポストや、郵便が届くまでも紹介しています。
 
本のページ写真。世界のポストがならんでいる

1巻『ゆうびん・手紙のひみつをたんけん!』では、世界のポストも紹介

魚の形をした大きなはがき写真

こんな、びっくり手紙も登場!

 2巻目では、春夏秋冬、1か月ごとに手紙を楽しむコツを紹介!手紙に添えられる季節のモチーフや、行事などを紹介します。季節にまつわる切手もたくさん登場。

本のページ写真。うちわをもった夏の場面と切手

2巻『春夏秋冬・12か月手紙を楽しもう!』7、8月のページは夏のモチーフがいっぱい

 

 3巻目『もらってうれしい手紙を手づくりしよう!』では、手づくり手紙の作りかたを紹介します。大勢で集まって作る手紙もあるので、学校のクラスでぜひぜひ作ってみてほしいなあーと思います。

本のページ写真。ふじさんをモチーフにした手づくり手紙

3巻『もらってうれしい手紙を手づくりしよう!』みんなで作る 富士山レター!

 

 この本を読むと、いますぐ、だれかに手紙を書きたくなると思います。新しい春に、お手紙、書いてみませんか?

 お手紙にまつわるエピソードがあれば、ぜひぜひ、偕成社Facebookからでもなんでも、教えてください。せっかくだから、編集部宛のはがきや便せんでのお手紙でも!著者のスギヤマカナヨさんから、特別な切手でお返事が届くかも・・・・・・しれませんよ!

 
(編集部 小宮山)

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