朱川湊人
小手鞠るい
瀧羽麻子
小手鞠るい
村中李衣
竹田津 実
富安陽子
たかどのほうこ
岡田 淳
138件
絵本&読み物案内
「きつねの窓」をはじめ、数々の作品を遺した安房直子さんの作品、みなさん1作は読んだことがあるのではないでしょうか。「安房直子コレクション」(全7巻)は、安房さんの代表的な作品71編を、テーマ別におさめた童話集の決定版です。安房直子ワールドに…
書評コーナー『銀杏堂 スフィンクスのつめ』( 橘 春香 作・絵)
僕はそろそろ骨董歴30年になるアンティークディーラーです。普通の骨董屋さんとはちょっと違って、ヨーロッパからアフリカ、中東、アジアなど世界中を旅し、珍しい物を見つけてきては販売することを生業としています。
絵本&読み物案内
「きみが考える・世の中のしくみ」シリーズ(峯村諒子 作・絵)は、政治や憲法など、世の中を動かすしくみについて、楽しい絵とストーリーで紹介する全4巻のシリーズ。
絵本&読み物案内
好きなものに没頭できる時間っていいですよね。「ぼくのまつり縫い」シリーズ(神戸遥真 作/井田千秋 絵)の主人公・針宮優人(ハリくん)は、お裁縫やフリフリしたかわいいものが大好きな中学生。でも学校では、周りの目を気にして、自分が好きなものを隠…
編集部だより
こんにちは。編集部の佐川です。 編集者として仕事をするなかで、時代を超える普遍的なテーマ性とともに、今を生きる子どもたちに向けて変化する価値観、課題なども意識して本を作っています。 そんなわけで今回は、私が編集した本の中から、ジェンダーバイ…
絵本&読み物案内
「アサギをよぶ声」(森川成美 作/スカイエマ 絵)は本編3巻+アサギの孫のヤヒコが主人公の特別編1巻のシリーズです。狩猟と採集をして暮らす村を舞台に、主人公のアサギという少女の成長を描きます。悩み、後悔しながらも、まっすぐに進むアサギの頑張…
絵本&読み物案内
ウェイサイド・スクールは、そもそも、建てられたときからへんてこでした。本当は横一列に30の教室を並べて建てるはずが、ちょっとした手違いで縦方向に、つまり、30階建になってしまったのです!(とはいえ、校庭が広くなって子どもたちは喜んだとか)こ…
絵本&読み物案内
舞台はとある欧州を思わせる国。貧しく暮らす少年ノアは、怪しげな男爵から「修道院からある本を盗んでほしい」という依頼を受けます。しかしそれは、選ばれし者だけが読める魔導書〈サロモンの書〉でした───。「実に『物語』らしい『物語』」「ファンタジ…
絵本&読み物案内
『日小見不思議草紙』(藤重ヒカル 作/飯野和好 絵)の舞台は、県の中央部にある、しずかな古い町、日小見市。どこにでもありそうなこの町では、実は江戸時代、ふしぎな出来事が数多く起こっていたのです……。きょうは、藤重さんのデビュー作で、日本児童…
絵本&読み物案内
誰もいないのに背後にふと気配が……幽霊の存在を感じたこと、ありますか? あなたの想像する幽霊はどんな性格でしょうか。さびしがりや? 乱暴? やさしい? 『幽霊派遣会社』(エヴァ・イボットソン 作/三辺律子 訳)は、この世に存在するいろんな性…
偕成社文庫100本ノック第82回(プレイバック中!)
短編作家・芥川龍之介には『羅生門』をはじめ有名な作品がたくさんありますが、偕成社文庫『杜子春・くもの糸』では、その魅力を存分に味わうことができる名作12編を収録しています。
書評コーナー『ぼくのまつり縫い 手芸男子とカワイイ後輩』( 神戸遥真 作 井田千秋 絵)
好きなことで、生きていく。 YouTuberの有名なキャッチフレーズです。YouTuberに限らず、現代においては「好きなことを仕事にする」ことが良いことだと喧伝されています。 しかし、私の小中学生時代を振り返ってみれば、好きなもの・ことが…
絵本&読み物案内
小学校の理科で習う知識をヒントに学校でおこる不可思議な事件の謎をとく、科学×ミステリーシリーズ! 理科は苦手だったという著者のあさだりんさんが、お子さんと参加した科学教室をきっかけにそのおもしろさに開眼し、謎解きとかけあわせて書きあげた連作…
偕成社文庫100本ノック第80回(プレイバック中!)
「ジャングルにまぎれこんだ人間の男の子が、心やさしい動物たちにかこまれて、自然のおきてを学びつつわいわいすごす、楽しい毎日……」子どものころに読んだ記憶のみによる、わたしの『ジャングル・ブック』はこんな感じの物語でした。
偕成社文庫100本ノック第78回(プレイバック中!)
~きっかけは一本のむし歯だった。~この物語の主人公の健、京二、カオルたちが少年探偵団を結成した理由のことです。うそから出たまこととはまさにこのことでしょうか。
作家が語る「わたしの新刊」
『あの花火は消えない』で産経児童出版文化賞フジテレビ賞を受賞した、森島いずみさんの最新作『ずっと見つめていた』。妹つぐみの化学物質過敏症のため、田舎へ移住を決めた家族ですが、つぐみの兄・越(えつ)は突然の環境の変化に、とまどいを隠せません。…
偕成社文庫100本ノック第73回(プレイバック中!)
『天保の人びと』は、実際におこった農民一揆をもとに、「松吉」という12歳の少年を主人公に据えて物語として昇華させた歴史児童小説です。
作家が語る「わたしの新刊」
とあるきっかけから、現代のウンコの処理方法への疑問を持ち、長年ウンコを自然に返す生活を続けてきた、著者の伊沢正名さん。自らを「糞土師(ふんどし)」とよび、これまで書籍や講演会で「野糞」の意義を伝えてきました。『ウンコロジー入門』は、その伊沢…
偕成社文庫100本ノック第72回(プレイバック中!)
上半身は人間だけど腰から下は馬のケンタウロス、あらゆる苦しみと災難が詰まっていて、一度あけたら大変なことになってしまう「パンドラの箱」、髪の毛がヘビで、目を見ると石になってしまうメデューサ……何気なく知っている言葉や生きものですが、すべてギ…
超能力がかっこいいです。登場人物一人一人が魅力的で、ついつい一晩で読んでしまいました。お神楽のシーンは、自分が踊っているようで、不思議でした。この本が大好きです。(10代)