朱川湊人
小手鞠るい
小手鞠るい
村中李衣
竹田津 実
瀧羽麻子
富安陽子
たかどのほうこ
岡田 淳
127件
編集部だより
2022年の7月から「みんなの研究」という新しいシリーズを刊行しはじめました! 10月までに7冊を刊行する予定です。
編集部だより
みなさん、<偕成社ノベルフリーク>というレーベルをご存じでしょうか? 偕成社のSNSやサイトをチェックしているような方なら、「なんか読み物レーベルだったような」くらいの認知はあるかもしれません。そんなノベルフリークも2016年の創刊から6年…
編集部だより
こわい話、好きですか? わたしは、けっこう好きです。暑い夏に、とくにおすすめのこわい話、苦手な人もたのしめる初級から、まあまあこわい中級、こわい話の源流をさぐる上級と段階別にご紹介します。
〈書評〉『水まきジイサンと図書館の王女さま』(丸山正樹 作/ 高杉千明 絵)
一般的に日常生活で手話を目にする機会といえば、テレビでの手話通訳くらいだろうか。ある日、テレビを見ていた家族が手話通訳の方を見て、「あんなに表情をつける必要があるのかな?」とつぶやいたのを聞き、手話は「手を動かして話す」くらいの認識の人にと…
〈書評〉『紅の魔女』(小森香折 作/平澤朋子 絵)
あくまで私的こだわりポイントなのですが、児童文学にこれがあったら最高、と思う要素がいくつかあります。 ①主人公のイキがいいこと、②その世界の匂いや空気まで感じられること、③登場人物それぞれに厚みがあり、人生があること、④素敵な相棒がいること…
偕成社文庫100本ノック第94回(プレイバック中!)
鳥といっしょに空を飛ぶ。動物たちとおしゃべりする。10センチぐらいのこびとになり、こびとならではのはたらきで、人助け(動物も)をする。
偕成社文庫100本ノック第93回(プレイバック中!)
海外ミステリーの場合、語感って大切ですよね。なにげなく文中にでてくる言葉、とりわけカタカナ語の響きが作品の雰囲気や世界観を盛り上げてくれて、日本からほとんど出たことのない、埼玉の奥の方でひっそりと暮らしている私なんかでもすぐさま海の向こうへ…
今週のおすすめ
今回ご紹介するのは『クラバート』。「大どろぼうホッツェンプロッツ」シリーズでもおなじみの、ドイツの児童文学作家、オトフリート・プロイスラーが手がけた長編ファンタジーです。
〈書評〉『シリアからきたバレリーナ』(キャサリン・ブルートン 作/尾﨑愛子 訳/平澤朋子 絵)
「この世界には、私たちの居場所はどこにも存在しないのでしょうか」シリアから隣国に逃れたある母親が、私にふと、漏らした言葉だ。これだけのことが起きているのに、なぜ世界は無関心でい続けるのか、なぜ自分たちの存在は無視され続けるのか――難民となら…
作家が語る「わたしの新刊」
平安時代に成立したとされる「落窪物語」は、継母にいじめられ、床が落ち窪んだ部屋をあてがわれている姫と、すてきな貴公子の恋をえがくシンデレラ・ストーリー! このお話を、あの手この手で姫君の恋を応援する、侍女・あこぎを語り手に、児童文学作家・花…
編集部だより
もうすぐクリスマス。街じゅうが華やぐこの季節に、プレゼントにもぴったりな装いの本ができました。『銀杏堂 スフィンクスのつめ』。今日はその装丁についてお話ししたいと思います。
今週のおすすめ
みなさんは、骨董と聞いて、どんなものを思い浮かべますか? どう使うかわからなかったり、古めかしかったりして、一見役に立たないようにも見えるもの。それが、骨董です。でも、骨董にはひとつひとつ、歴史が秘められているのです。今回ご紹介する読み物、…
偕成社文庫100本ノック第90回(プレイバック中!)
2017年も2か月が経ち、酉年にもだいぶ慣れて来たこの頃かもしれませんが、今回は鳥にまつわる話を紹介したいと思います。
今週のおすすめ
「きつねの窓」をはじめ、数々の作品を遺した安房直子さんの作品、みなさん1作は読んだことがあるのではないでしょうか。「安房直子コレクション」(全7巻)は、安房さんの代表的な作品71編を、テーマ別におさめた童話集の決定版です。安房直子ワールドに…
〈書評〉『銀杏堂 スフィンクスのつめ』( 橘 春香 作・絵)
僕はそろそろ骨董歴30年になるアンティークディーラーです。普通の骨董屋さんとはちょっと違って、ヨーロッパからアフリカ、中東、アジアなど世界中を旅し、珍しい物を見つけてきては販売することを生業としています。
今週のおすすめ
「きみが考える・世の中のしくみ」シリーズ(峯村諒子 作・絵)は、政治や憲法など、世の中を動かすしくみについて、楽しい絵とストーリーで紹介する全4巻のシリーズ。
今週のおすすめ
好きなものに没頭できる時間っていいですよね。「ぼくのまつり縫い」シリーズ(神戸遥真 作/井田千秋 絵)の主人公・針宮優人(ハリくん)は、お裁縫やフリフリしたかわいいものが大好きな中学生。でも学校では、周りの目を気にして、自分が好きなものを隠…
編集部だより
こんにちは。編集部の佐川です。 編集者として仕事をするなかで、時代を超える普遍的なテーマ性とともに、今を生きる子どもたちに向けて変化する価値観、課題なども意識して本を作っています。 そんなわけで今回は、私が編集した本の中から、ジェンダーバイ…
今週のおすすめ
「アサギをよぶ声」(森川成美 作/スカイエマ 絵)は本編3巻+アサギの孫のヤヒコが主人公の特別編1巻のシリーズです。狩猟と採集をして暮らす村を舞台に、主人公のアサギという少女の成長を描きます。悩み、後悔しながらも、まっすぐに進むアサギの頑張…
今週のおすすめ
ウェイサイド・スクールは、そもそも、建てられたときからへんてこでした。本当は横一列に30の教室を並べて建てるはずが、ちょっとした手違いで縦方向に、つまり、30階建になってしまったのです!(とはいえ、校庭が広くなって子どもたちは喜んだとか)こ…
今週のおすすめ
舞台はとある欧州を思わせる国。貧しく暮らす少年ノアは、怪しげな男爵から「修道院からある本を盗んでほしい」という依頼を受けます。しかしそれは、選ばれし者だけが読める魔導書〈サロモンの書〉でした───。「実に『物語』らしい『物語』」「ファンタジ…
今週のおすすめ
『日小見不思議草紙』(藤重ヒカル 作/飯野和好 絵)の舞台は、県の中央部にある、しずかな古い町、日小見市。どこにでもありそうなこの町では、実は江戸時代、ふしぎな出来事が数多く起こっていたのです……。きょうは、藤重さんのデビュー作で、日本児童…
今週のおすすめ
誰もいないのに背後にふと気配が……幽霊の存在を感じたこと、ありますか? あなたの想像する幽霊はどんな性格でしょうか。さびしがりや? 乱暴? やさしい? 『幽霊派遣会社』(エヴァ・イボットソン 作/三辺律子 訳)は、この世に存在するいろんな性…
「シノダ!」シリーズを卒業した子どもたちに勧めたくて購入しましたが、大人の私が夢中になりました。実在の人物も含め、あれだけ豪華な人々を登場させてあるのだから、これだけで終わらせないでください。イカルとトヨ、2人の少女のこれからや、謎だらけのアキラ、トノサマなど、知りたいことが満載です!(読者の方より)