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イベントレポート

かこさとしさんの絵本の世界であそべる! 越前市の公園「だるまちゃん広場」のオープニングにいってきました!

2017.08.14

8月11日に、かこさとしさんの生まれ故郷、福井県の武生に「越前市武生中央公園 だるまちゃん広場」がオープンしました。ここは「遊び」を通して「学ぶ」ことの楽しさを知ってほしいという、かこさんの子どもたちへの思いがたくさんつまった素敵な公園です。
 
かこさんの絵本の世界が、そこここにあり、探すのも楽しい! またくふうをこらした遊具も、みんなかこさんの絵本にヒントを得ています。これから長い時間かけて、木も大きく育っていって、きっと10年後には、さらに緑豊かな公園になるでしょう。子どもたちとともに、公園も成長していくに違いありません。
 
 写真をたくさん撮ってきましたので、ひとつひとつご案内しますね。
 
 公園入り口には、こんな看板が! からすたちが公園に向かっていますよ。後ろにあるのは「くろもじの木」。
 

『からすのパンやさん』よりいずみがもりの絵の看板

 さあ、テープカットをして、オープンです! 

テープカットの様子

 酷暑のなか、こ~んなにたくさんの人が集まりました。正面には、かこさんの絵「未来への行進」の壁画が! 公園オープンのテープカットの前に、この壁画の除幕式もありました。

公園ににぎわう人たち

 子どもたちも大人たちも、オープンした公園の芝生を、向こうの三角帽子に向かいます。あれは「からすのパンやさんのかざぐるま塔」なんです!

 塔のてっぺんにはかざぐるまが! ここはなが~いすべり台、ひろ~い幅のすべり台、その他たくさんのアスレチック遊具と、水浴びもできるんですよ。

 あっ、 木の上に、からす一家発見!

 こっちにもいた! この木もそのうち大きくなりますね。


 こちらは「パピプペポーひろば」。時間ごとに音楽が流れます。絵本『パピプペポーおんがくかい』に出てくる曲ですよ。どの曲かな?

 「パピプペポーひろば」のまめちゃんえん。ここではちっちゃな子どもたちが遊べます。絵本『あさですよ よるですよ』(福音館書店)の中に出てくる遊具がなんとみんなほんものになってます! ほら、後ろに見える時計も見たことがありませんか?

 こちらは「あかいありの冒険の国」。そうです! 絵本『あかいありとくろいあり』の世界。お兄ちゃんありのぺっちゃんもいますね。大きなつくしを登ると、ぺっちゃんになった気分になれますよ。ビスケット渡りもやってみてね。

いちばん右のビスケットの上にいるぺっちゃん、見つけられますか?

 『かわ』(福音館書店)にちなんだ、「かわ」もあります。

かわ

 「地球生命の歴史」もたどれます。もちろんかこさんの解説付きで!

 下の写真の、真ん中にある白いものは、絵本『だるまちゃんとかみなりちゃん』(福音館書店)の、ふわふわ雲。東京ドームの屋根と同じ素材でできていて、空気でふくらんでいるそうです。トランポリンのように上でぽんぽん跳んで遊べます。子どもたちは大喜びでした! 

 手前のパネルは、壁画とともに、かこさんが故郷に思いをこめて描いた「越前山歌」。左は村国山、右には日野山。かこさんが幼い頃から眺めていた景色がここにはあります。


 公園について紹介したのはほんの一部です。ぜひ訪れて、たくさんのことを発見してくださいね。

 近くには、「かこさとしふるさと絵本館 砳(らく)」もあります。

 

(編集部 千葉)


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