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本のイベント

流木の巨大オブジェの展示も!? 田島征三さん「絵本と木の実の美術館」展にいってきました!

名古屋にある、日本で最初の「子どもの本」専門店メルヘンハウスさんで開催中の、田島征三さん「絵本と木の実の美術館」展にいってきました!

 田島征三さんは、『とべバッタ』『ふきまんぶく』など、長年にわたり数々の絵本を描かれている絵本作家さん。絵本と木の実の美術館」は、その田島さんが、新潟県十日町にある廃校を利用してつくった美術館です。この美術館では、流木をつかった作品が多数展示されているのですが、今回メルヘンハウスさんのギャラリーに、田島さんが自ら出向いて、その流木の作品を一からつくられた!とのこと。ちょうど名古屋へいく用事もあったので、予定の合間をぬっていってきました!
 
 こちらがメルヘンハウスのお店。最近、絵本作家の高畠純さんが描かれた壁画がかわいいですね。

 

メルヘンハウス

 ちょうど1Fではお話会をしていたので、そうっとギャラリーのある2Fへあがりました。すると……思っていた以上に本格的なオブジェが登場! 小さなギャラリーに、天井までとどく大きな流木の作品です。こちらのギャラリーに、たびたび訪れていますが、この色あざやかな作品があることで、まるで小さな田島さんの美術館のようになっていました。

田島征三さん流木のオブジェ

 お店の三輪丈太郎さんによると、「最初は他の絵本の原画展を…ということで話がはじまったのですが、田島さんがたびたびこちらのギャラリーを訪れるうちにインスピレーションがわいて、なにか新しいことをやりたい!と。あれよあれよの間にこんなに本格的な展示になりました」とのこと。十日町の美術館はアクセスが決して良いところではないので、この機会に知っていただきたい、という思いもあるのだそうです。

 壁には、偕成社から出ている「やぎのしずか」シリーズの久しぶりの続編、『やぎのしずかのたいへんなたいへんないちにち』(2011年)『やぎのしずかのしんみりしたいちにち』(2015年)の原画も展示されています。「やぎのしずか」シリーズは、1970-80年代に出版し好評を博した、田島さんが実際に飼っていたやぎをモデルにした絵本。このシリーズをご存じのお客様が多数、書籍をご購入いただいているとのこと。ありがたいです! 

『やぎのしずかのたいへんなたいへんないちにち』『やぎのしずかのしんみりしたいちにち』

『やぎのしずかのたいへんなたいへんないちにち』『やぎのしずかのしんみりしたいちにち』

 こちらの展示の会期は、10月22日まで。1Fの書籍売り場(今回写真を撮影しそびれましたが…)も、いつも工夫をこらしている、専門店ならではの充実した売り場です。ぜひお近くの方、名古屋へ行かれる方、お越しください!

 

(販売部 宮沢)

「絵本と木の実の美術館」展
会期:2017年9月23日(土)〜2017年10月22日(日)
会場:メルヘンハウス
住所:名古屋市千種区今池2-3-14 
詳細はこちら:http://www.meruhenhouse.co.jp/10335.html


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今日の1さつ

山本容子先生の絵が大好きでいろいろ集めています。ストーリーがまた愉快で壮大でワクワクします。どこからこんな楽しいお話が出てくるのでしょうね。絵がすばらしいのはもちろんです。花も動物も一人一人がちがう表情をしていて、見飽きません。すばらしい絵本をありがとうございます。(80代)

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