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編集部だより

京都・恵文社一乗寺店で植田真さんの原画が見られます!

2019.01.09

 あけましておめでとうございます! 編集部の丸本です。
 平成最後のお正月、みなさんどんなふうに過ごされたでしょうか?
 
 僕はお正月やすみをつかって、京都にいってきました。
 きっかけになったのは、京都の北のほうにある恵文社一乗寺店さん。年明け早々1月2日から、去年の9月に刊行したオランダの翻訳読みもの、『リスのたんじょうび』の原画を飾ってくださっているのです。
 
恵文社を外からみた写真
 
 恵文社さんはいわずとしれた「本のセレクトショップ」で、新旧かかわらず、スタッフのかたが「これ!」とおもった本をならべている本屋さん。学生のころからちょっとしたあこがれでした。棚をぼんやりとながめているだけでもいろいろな発見があって、本好きにはこりゃたまらんというお店なのです。1月4日にうかがったのですが、三が日明け早々にもかかわらず、お店にはお客さんがひっきりなしにやってきていました。
 
店内の写真。壁面に原画が6枚飾られている
 
『リスのたんじょうび』の原画は、入り口を入って左奥、さまざまなジャンルごとにならべられた本棚のむこうにあるスペースにかざられていました!
 
 編集中に何度も見たはずなのですが、植田さんの淡い水彩で描かれた繊細でうつくしい絵にふたたびうっとり。まるで一枚絵のように描かれた絵もあるので、本を読むときとはまたちがった視点でも楽しめる原画になっています。
 
 ここで、本にまつわる秘密をひとつだけご紹介します。本を手にとっていただいたかたのなかには、めざとく気づかれたかたもいるかもしれませんが…
 じつは、『リスのたんじょうび』の本文は、一般的な黒インクではなく、ほんのすこしだけグレーがかった、「特色」とよばれる特殊なインクをつかっているのです。
 
印刷の色味を試す「テスト校」の写真。左が一般的な黒インク、右が特色インク

印刷の色味を試す「テスト校」。左が一般的な黒インク、右が特色インクです

 
 とてもびみょうな違いなのですが、特色を使用したもののほうが、ほんのすこしだけ淡く、植田さんの繊細なタッチがよく表現されています。原画のやわらかい雰囲気をできるだけ残したい!という意図で、デザイナーさんが考えてくださったのでした。そんなところもあわせて楽しんでいただけたらうれしいです!
 
 貴重な原画は、1月23日(水)までかざられています。お近くにお越しの際は、ぜひ足をお運びくださいませ〜!
 
 
恵文社 一乗寺店
〒606-8184 京都市左京区一乗寺払殿町10
電話:075-711-5919 / FAX:075-706-2868
営業時間: 10:00 – 21:00(年末年始を除く)
営業日: 年中無休(元日を除く)
 
 
(編集部・丸本)

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アニメを見て好きになりました。ふしぎ駄菓子図鑑がお気に入りで何度も眺めて楽しんでいます。猫が好きなので、墨丸と金色の招き猫たちが出てくるとはしゃいでいます。ホーンテッドアイスとドクターラムネキットのおはなしが好きです。娘が夢中になっている様子を見るのは楽しいです。(7歳・お母さまより)

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