こんにちは。編集部の秋重です。毎日寒いですね〜。東京にも雪がふりました。東京に雪がふったその前の日、わたしはめずらしいお客さまと会っていました。
ブータンからはるばるやってきたデンディさん
ブータンのパロからやってきた、デンディさんです! デンディさんが手に持っているのは、「世界のともだち」シリーズのブータンの巻。「世界のともだち」は、ひとりの子どもを主人公に、世界36か国の子どもたちのくらしを紹介するシリーズです。ブータンの主人公は、パロに住む女の子リクソル。そして、デンディさんは、リクソルが通っていた学校の先生でもあり、リクソルのおばさまでもあります。(そのあたりのこと、話すと長くなるのですが、こちらにくわしい記事がありますので、ぜひどうぞ!)
世界のともだち
実際に現地に取材におもむいたカメラマンの齋藤亮一さんもまじえて、おいしいご飯を食べながら、リクソルは今どうしているの? 家族はみんな元気? 撮影に行ったときは……などと終わらない話に花をさかせたのでした。
そのリクソル、本のなかではまだ8才。こんな感じで毎日アクティブにあそんでいました。
それから4年たったいま…
きりっとしたお姉さんになりました! デンディさんのお話では、すでに中学生になり、勉強をとてもがんばっているとのこと。落ちついた感じになっていて、おどろきました!!!
ほかのみんなは元気かな?
「世界のともだち」シリーズの主人公の子たち、もちろんみんな大きくなっているんです。何人かご紹介しますね!
モンゴルのバタナー
まずは、編集部のアイドル的存在だったモンゴルのバタナー。大きなからだと親しみやすいスマイルで、数々の日本の大人たちをノックアウトしてきました。いい笑顔…!
いい笑顔…!
実寸大パネルとしても大活躍してくれました!
そんなバタナーはいま…
写真・清水哲朗
すっかり青年になってしまいました! 毎年のように現地を訪れているカメラマンの清水哲朗さんによると、清水さんは背の高さも抜かれてしまったとのこと。よくかんがえたら、もう17才くらいなのですね…。大きくなるのも当たり前か…。本のなかで、建設会社の社長になりたい、といっていたバタナーくん、いまは貿易関係の仕事にも興味があり、そして勉強はあいかわらず得意で、数学オリンピックで表彰されたりもしているそう!
馬に乗るのもとくいになりました 写真・清水哲朗
中国のチューチン
中国の主人公は、当時10才のチューチンでした。ユーモラスな雰囲気のお父さんを筆頭に、ザ・明るい家族! みたいな感じで、いい意味で期待を裏切ってくれた一家です。
そのチューチンはいま…
本にも出てくる、おじいちゃんとおばあちゃんといっしょです(左)学校で表彰されたそうです。制服かわいい(右)
同じ感想しかでてこないのですが、お姉さんになっています…! この写真はちょうど1年前くらいのもの。アメリカに1か月留学したり、乗馬をやったり、いろんなことにトライしているみたいです。なんかそういうのチューチンに似合うなあ…としみじみしてしまいました。
ウズベキスタンのサブラト
中央アジアのどまんなか、シルクロードの古都でくらすサブラト。11才にはみえない落ち着きと、カリスマ性のあるおだやかな雰囲気に、わたしは心のなかでこっそり「昭和のスター」とよんでいました。
スターっぽい!
そのサブラトはいま…!
おお…! シュッとしている…! イケメン…!
この写真、じつはウズベキスタンに旅行に行ったかたからいただいたものです(ありがとうございます!)。本を見てサブラトのお母さんがやっているおみやげ屋さんを訪ねてくださったとのこと。わー、行こうと思えば行けるんだ! とあたりまえのことをまた思い知りました。カメラマンの百々新さんが取材に来たときのことを楽しそうに親子で話してくれたそうです。また、本のなかでも日本語を勉強しているようすが出てくるのですが、まだ勉強を続けているようで、きれいな日本語であいさつしてくれたとか。うれしくなっちゃいました。
ちなみに、「本を見てここに来てくれたのはあなたがふたりめです」と言われたそうです。なんだかドラゴンクエストみたいでいいですね(ひとりめの方、見ていたらぜひご連絡ください)。
日本までやってきた子もいます…!
まだまだ秘蔵写真があるのですが、長くなってしまったので、つづきは次回! じつのところ、日本までやってきてくれた子もいるんです! お楽しみに!
(編集部 秋重)