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こどもの本屋さんにいこう!

第5回

BOOK FOREST 森百貨店(栃木・芳賀)

大正15年創業の書店・文具店から、2012年に絵本専門店としてリニューアルオープンしたBOOK FOREST(森百貨店)。店内に足を踏み入れると、かっちりとした印象のある外観からは想像できない、にぎやかな空間が広がっています。まさに「本の森」のような空間で、あなたのお気に入りの1冊、みつけてみませんか。

Q お店のご紹介をお願いします。

お気に入りの1冊が、きっと見つかる“絵本の森”へようこそ♪ 店内に入ってすぐ、2階の天井まで伸びる大きな絵本棚(ブックツリー)がお出迎え。小さな店舗にセレクトした3500冊の絵本が所狭しと並んでいます。他にも絵本雑貨や素敵で便利な今どきの文房具も賑やかです。贈り物や、自分へのご褒美を、ぜひ探しにいらしてください。また、2階はイベントスペースとなっており、読み聞かせ会、ワークショップ、ミニコンサート等を行なっております。

Q お店をはじめたいきさつを教えて下さい。

大正15年創業、町内唯一の書店・文具店として地域に支えられてきました。インターネットでモノが買える時代に、地域のリアル書店としてお客様に喜んでもらえる書店になろうと、2012年にBOOK FORESTという店名で絵本屋さんにリニューアルしました。生まれて初めて出会う「ファーストブック」から、大人向け絵本まで幅広いジャンルの絵本をセレクトしています。これからも多くのお客様に絵本文化を発信していきたいと思います。

Q 定期的に行っているイベントはありますか。

不定期にはなりますが、読み聞かせや、ワークショップ、ミニコンサート等を行なっております。イベントのない時には、常設として、当店にゆかりのある作家さんの作品の展示や、雑貨、絵本等の販売品を並べています。また、遊具で遊んだりサンプル絵本も読めるキッズスペースもあります。

Q 偕成社の本でいちばん好きな絵本と読み物(または思い出の本、注目の本など)を教えてください。

荒井良二さんの『あさになったのでまどをあけますよ』が大好きです。店舗改築中に東日本大震災がありました。震災後にはじめて描かれたこの絵本。どんな状況でも必ず朝がやってきて、それは街だったり田舎だったり、遠くの大切な人のところにも、森にも海にも砂漠にも。それぞれの朝の風景があまりにも眩しく、日々の中にある確かな希望や、生きることの喜びがこの絵本には溢れています。リニューアルOPENするにあたってとても勇気づけられました。その後、出版されました『きょうはそらにまるいつき』もがんばった日のご褒美に。どちらも大切にしたい絵本です。

Q 本選びのポイントや、はじめての本選びに困っている読者へ向けてメッセージをお願いします。

当店のセレクトする絵本はどれも「ジャケ買い」したくなる絵本ばかりです。絵本の絵が好きならばその絵本は自然と心に浸みてくると思います。小さなお子様には親が好きなものを読み聞かせてあげるのがいいと思います。当店ではお子様の絵本や贈り物絵本をお探しのお客様には、お子様やお相手の方の好みや相手に伝えたい気持ちを伺いながら、お客様が「この絵本を読んであげたい!贈りたい!」と思う絵本を見つけるお手伝いをしています。

Q 近所にあるおすすめのお店やスポットを教えてください。

mikumariという県内屈指の人気カフェがあります。石段を登り、ハーブガーデンを通り、店内に入るとそこは大人の隠れ家。窓から見える広大な田園風景を眺めながら、美味しい料理とゆったりとした時間をお過ごしいただけます。素敵な絵本もたくさん並び、思わず時間を忘れてしまいそう。

ありがとうございました!


BOOK FOREST 森百貨店

創業 1926年4月1日
住所 〒321-3307 栃木県芳賀郡芳賀町祖母井南1-10-8
TEL 028-677-0017
定休日 毎月第2・第3日曜日(臨時休業有)
営業時間 9:00〜19:00
アクセス 宇都宮駅から車で30分 
ホームページ http://book-forest.jugem.jp/
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おむつ替えスペース
授乳スペース
ベビーカーでの入店
駐車場 30台

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今日の1さつ

とつぜん魔女が現れていろいろな話を聞かせてくれるということが不思議で一気に読んでしまいました。岡田さんの本は他の本も場所が学校のものが多くていろいろ想像しながら読めるので何度も読みました。(11歳)

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