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こどもの本屋さんにいこう!

第18回

本の家(群馬県・高崎)

長年地域の子どもたちを見守り続けているお店「本の家」には、子どもに関する様々な活動を行うNPO「時をつむぐ会」の事務局があります。「時をつむぐ会」では、子育て支援活動を行いながら「たかさき絵本フェスティバル」を年に1回開催。スタッフの皆様が丁寧に内容を練り上げて開催されるこの原画展は、地元の方々だけではなく毎年県外からも来場者が訪れる(子どもの本が好きならぜひ1度は行きたい!)大注目のイベントです。

赤い壁が目印!


Q お店のご紹介をお願いします。

本の家は1983年から高崎駅西口近くに絵本と児童書の専門店として開店し、1988年より現在の場所に移転して営業しています。店内にはマンガもゲームも置いてありませんし、安売りもしていません(愛想もないです)。でも、絵本が大好きな人、ゆったりしたい人、ワクワクしたい人が集まります。

また、「絵本・児童文学を通して子どもの健やかな成長・地域文化の発展を目指して」様々な取り組みを行うNPO法人時をつむぐ会を設立し、子育て支援活動・絵本原画展・観音山公園ケルナー広場の管理運営などを行っています。ほかに市内の小中学校への本の納入や、絵本を取り入れた保育に熱心な保育園・幼稚園に直接出向き絵本の販売なども行っています。

店内には選りすぐりの絵本と童話がたくさん。


Q お店をはじめたいきさつを教えて下さい。

1983年11月3日に、初代オーナーから私の父と母が経営を引き継ぎました。そして、今年の4月から私が新たな店長としてお店を引き継ぎました。毎日、お客様よりたくさんの時をつむぐ会スタッフが出入りをしているお店ですが、ここが文化の交流地点となるような場であればいいなと思い、続けています。

Q 定期的に行っているイベントはありますか。

本の家としては定期イベントはありませんが、店内に事務局のあるNPO「時をつむぐ会」では、毎年絵本の原画展や絵本を通した子育て支援を行っています。2000年の絵本原画展では、『はらぺこあおむし』の作者であるエリック・カールさんをアメリカからお招きしました。本物のサンタクロースがやって来たのかと思いました。観音山ケルナー広場では毎週月曜日の10:00から無料の絵本の読み聞かせやお散歩などの子育て支援を行っています。お気軽にご参加ください。

作家さんとの写真や原画に出会えるお店。中央上の大きな原画はミロコマチコさんの原画です!


Q 偕成社の本でいちばん好きな絵本と読み物(または思い出の本、注目の本など)を教えてください。

小さい頃から私はあまり上手く眠れない子どもでした。小学生の時に、母親が読んでくれたのが『ゆめくい小人』でした。正直、私は怖い夢をみるから眠るのがイヤなのではなく、単に寝つきが悪く眠りが浅いだけなんだけどな〜って思っていたのですが。昔、「4才くらいでおすすめの絵本ないですか?」と聞かれた時に、自分が大好きな絵本だったので『すてきな三にんぐみ』を差し出したところ「えっ! 泥棒のお話ですか? これがいい本なんですか?」と言われてしまい、絶句しました。素敵なお金の使い方を教えてくれるいい絵本だと思うのですが……。

2022年4月にお母様の美和子さんから店主を引き継いだ續木あかりさんの偕成社おすすめ絵本。


Q 本選びのポイントや、はじめての本選びに困っている読者へ向けてメッセージをお願いします。

本の家では、独断と偏見で「この年齢ならぜひこの絵本を読んでもらいたい!」という本を集めた「本の家 ブッククラブ」をご用意しています。こちらは年齢に合わせて毎月1冊絵本を郵送する取り組みです。もちろん店内でご相談していただければ、その場でおすすめを紹介します。でも、そんなに悩まなくてもよいと思います。大好きな人との体験・時間の共有が一番大事なことなのだと思います。

Q 近所にあるおすすめのお店やスポットを教えてください。

昨年、群馬県前橋市に「本の家2」ができました。素敵なオーナー夫妻が選書していますので、こちらもぜひ覗いてみてください。

お隣の前橋市に2021年にオープンした「本の家2」

ありがとうございました!


絵本と童話 本の家

創業 1983年
住所 群馬県高崎市中居町4-31-17
TEL 027-352-0006
定休日 毎週水曜日
営業時間 10:00~19:00
アクセス 高崎駅から車で5分
ホームページ honnoie.com
SNSアカウント
ブッククラブ※
おむつ替えスペース
授乳スペース
ベビーカーでの入店
駐車場 ◯(5台ほど)

※本の定期購読サービス

 

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政権争いも本格的に起こり、大人でも読んでいてドキドキしました。また早く続編が読みたいです。小森さんの小説に出てくる女性は強く魅力的な人が多いですが、今回のサンドラは少し人間味を強く感じ、そこも魅力的でした。また風景が目の前に広がるような描写がとても好きです。(40代)

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