こんにちは。編集部の秋重です。6月21日(火)、横浜にある児童書専門店「」で、「世界のともだち」シリーズができるまで、のをしてきました!
アットホームな店内ではパネル展も開催中でした!
30年前のシリーズのこと
じつは偕成社では、30年前に、同じコンセプトで「世界の子どもたち」というシリーズを刊行していました。わたしは小学生のときにこのシリーズが大好きでした(会場にも、ご存じのかたがいらっしゃって、ちょっと感動)。今見てもとてもおもしろいのですが、30年もたつと、さすがに古びて見えますし、世界のだいぶかわっています。ソ連やチェコスロバキアなど、なくなってしまった国もありました。以前より、新しいものがほしい、という声もいただいていました。そこで、偕成社が創業80周年をむかえるにあたって、「世界のともだち」という新しいシリーズとして刊行するはこびとなったのです。
30年前のシリーズ「世界の子どもたち」と今回の「世界のともだち」
カメラマンさんたちが撮影してきてくれた写真には、その土地の子どものくらしがいきいきと立ちあがっていました。そしてどの子もとってもかわいい! 編集部では、「将来、ともだちになるかもしれない、だれかの毎日」を合い言葉に、本を読んでくれた日本の子どもたちが、
ひと筋縄ではいかない取材!?
そんなふうに、ひととおりシリーズのなりたちなどをご説明したのち、取材の裏話などをご紹介しました。で本には載せられなかったエピソードや、ちょっと本の大筋とはちがったので泣く泣くはずした写真なんかが実はたくさんあるんです。また、主人公を見つけるのができあがった本を主人公の子どもに届けに行く、なんていう、本の外側のできごとのこともお話ししました。
そのあたりの裏話は、「世界のともだち」ウェブサイトでも「」として書いていただいています。わたしがここで書くよりなので、独断でピックアップしてみました。ぜひどうぞ!
取材中の裏話のほかにも、できあがった本を届けに行った話なんかもよめます!(写真・清水哲朗)
13億以上の人がくらす中国。主人公のチューチンに
つてをたどって主人公をさがすも、断られまくりの日々。カメラマン、加瀬健太郎さんの奮闘記です。
できあがった本を届けに行くのは、ドキドキです! シリーズ
できあがったばかりの本をもって、年末の飛行機にのりこんだカメラマンの清水さん。ぶじに主人公のバタナーに会えるのでしょうか?
キューバは郵便事情がわるくて、うまく本が届かないかも……カメラマンの八木さんが思いついた、主人公エリオに本を届ける秘策とは!? でも、どうしてキューバと逆方向の台湾に? 感動巨編です。
ひさしぶりに「世界のともだち」シリーズのお話をさせていただいて、なんだかなつかしく、主人公の子どもたちにまた会いたいなあ…! としみじみ思いました(わたしは写真でしか会っていないのですが)。機会をくださったクーベルチップのみなさん、ありがとうございました!
「世界のともだち」、いつか行きたい国がどんどんふえる、そんなシリーズです。見かけたらぜひお手にとってみてくださいね!
(編集部 秋重)
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