朱川湊人
小手鞠るい
瀧羽麻子
小手鞠るい
村中李衣
竹田津 実
富安陽子
たかどのほうこ
岡田 淳
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書評コーナー
「心の底から楽しみなのに、読むのが怖くて仕方ない」 この物語を目の前にして、私は胸の高鳴りと共に、異様な不安を覚えました。 何せ『天と地の守り人』でシリーズの本編が完結してから、気づけば十年以上が経っており、「続編、出ないかな? –––…
絵本&読み物案内
地球に住むわたしたちは、大昔から月や宇宙に関心を持ってきました。最近では日本人宇宙飛行士もたくさん誕生しているほか、民間の宇宙船で月旅行に行ける! なんていうニュースも話題になりましたね。きょうはそんな宇宙が、さらに身近になる本をご紹介しま…
絵本&読み物案内
国際アンデルセン賞作家賞を日本人史上2人目の作家として受賞し、代表作「守り人」シリーズでも多数の賞を受賞している上橋菜穂子さん。来年は、偕成社から『精霊の木』で作家デビューして30周年の記念の年です。上橋菜穂子さんが描く物語のエッセンスがつ…
偕成社文庫100本ノック第44回(プレイバック中!)
「宝島」(原題 Treasure Island)というストレートなタイトルの本。この題名をきいただけで、すぐさま海賊との戦い、海の冒険、ボロボロの羊皮紙に描かれた地図、そして箱に入ったざくざくの金貨や宝石が、頭に思い浮かび、胸がわくわくして…
偕成社文庫100本ノック第42回(プレイバック中!)
例年、9月の上旬というとまだまだ暑い日が続いている印象でしたが、今年はすでに秋の様相を呈していますね。 みなさんはこの夏何をされましたか? 海水浴や花火大会、夏祭りなど夏の定番のイベントを満喫された方も多いのでしょうか。でも、夏と言えば忘れ…
絵本&読み物案内
今週は、10月のハロウィーンにむけて、魔法使いや魔女が出てくる本をいくつかご紹介します。一言に魔法といっても、いい魔法だったり、悪い魔法だったり、ささやかな魔法だったり、種類はいろいろ。あなたはどんな魔法を使いたいですか?
偕成社文庫100本ノック第41回(プレイバック中!)
ぶきっちょな美奈はある日大おばさんのレシピノートを発見! お料理やお裁縫、家庭薬の作り方まで、イラスト入りで載っているレシピです。美奈は早速レシピに載っていた「星くず袋」を作ってみることに……でもこのレシピには不思議な力があって…?
書評コーナー
小学生は「子どもらしく」ふるまうと、大人が喜ぶことを知っている。作文を書くとき、絵を描くとき、あるいは、将来の夢を聞かれたとき。そんなときは、完璧を目指すよりも、ちょっと隙があった方が「子どもらしい」。そうすると親も先生も高く評価してくれ…
偕成社文庫100本ノック第39回(プレイバック中!)
「人びとは日々の暮らしにいそがしく追われていた。そんなときに、例えば顕微鏡におかれた一滴の水のなかで、うじゃうじゃうごめいて繁殖する微生物のようにしらべられていると、いったいだれが思うだろう。」(p12より抜粋)
絵本&読み物案内
8月27日は宮沢賢治の誕生日、今年は没後85年にあたります。37年間という短い生のなかで、百数編の童話を書き、数多くの詩を残した賢治。多くの人が、幼少期のどこかしらで、その童話のいくつかに出会っていることと思います。大人になって読むとまたち…
偕成社文庫100本ノック第38回(プレイバック中!)
1. ハイジときけば、TVアニメの主題歌とオープニング映像が頭のなかをリピートする。 2. 原作というと、自分のイメージとは少しちがっているんじゃないかなと思う。
偕成社文庫100本ノック第37回(プレイバック中!)
編集部<わ>さんの依頼により、急遽代打で初投稿の編集部の<ふ>です。依頼昨夕、締切今夕。昨晩はやらねばならぬ仕事あり、今朝は5時から日本のワールドカップ第三戦。って、そいつはムチャだよ<わ>さん。とも言ってはいられない。こういうときはやはり…
偕成社文庫100本ノック第36回(プレイバック中!)
1890年、ロシアに生まれたワシーリー・エロシェンコは、4歳のときに麻疹で失明します。 22歳でイギリスへ留学、24歳のときには東京盲学校であんまの技術を学び、シャム(現在のタイ王国)やミャンマー、インドなどを転々としながら盲人教育の現場に…
絵本&読み物案内
8月15日は、終戦の日。そして8月6日、9日は、広島・長崎に原爆が投下された日です。毎年8月になると、多くの人が「戦争と平和」について考えます。 偕成社でも、戦争と平和をテーマにした本を多数刊行しています。きょうはその中から、それぞれちがう…
偕成社文庫100本ノック第34回(プレイバック中!)
「名探偵」と聞いて真っ先に思い浮かぶのは誰ですか? エルキュール・ポアロ、明智小五郎、ピーター・ウィムジィ卿…古今東西の小説には様々な名探偵が登場しますが、やはり、一番有名なのは、シャーロック・ホームズではないでしょうか。
偕成社文庫100本ノック第32回(プレイバック中!)
2014年国際アンデルセン賞を受賞した上橋菜穂子さんは『守り人』シリーズ(偕成社刊)や『獣の奏者』シリーズ(講談社刊)などで著名な日本の児童文学界でも屈指のファンタジー作家です。
偕成社文庫100本ノック第31回(プレイバック中!)
物語を読むときに、ついつい自分の境遇と重ねてしまうということ、みなさんにも経験があると思います。三姉妹の真ん中として育った私の場合、そのような作品のひとつが、アメリカのとある町に暮らすマーチ一家の四姉妹を描いた『若草物語』でした。
書評コーナー
『シロガラス』を読むたびに、いつも、 「う~! こういうの書きたかったんだよなぁ。佐藤さんに先にやられちゃったなぁ」 と、思います。 佐藤さんと私は同い年。
偕成社文庫100本ノック第27回(プレイバック中!)
授業中の教室で、勉強とは全く関係無いことをぼーっと考えていると、自分の頭の中で楽しい場面や設定がどんどん出来上がっていく。その世界観をとても気に入り、その中で思い通りに行動しているといつの間にか授業が終わる。
絵本&読み物案内
今週は、1985年の発売以来、たくさんの子どもたちに読まれてきた、岡田淳さんの『二分間の冒険』(太田大八・絵)を紹介します。元・小学校の図工の先生でもある岡田淳さんが得意とする、学校からはじまるファンタジー。『二分間の冒険』というタイトルで…
偕成社文庫100本ノック第23回(プレイバック中!)
「〈旧人類博物館〉見学記」「移植時代」「なぜ勉強しなければならないか」「地球の滅亡」……目次を見ているだけでわくわくしてくるこの『少年のブルース』は、那須正幹さんの数少ないショート・ショート作品集です。
編集部だより
こんにちは。編集部の丸本です。桜も咲いて、すっかり春!ですね。花粉症もたいへんですが、外を歩くのがたのしい季節になりました。編集部の仕事というと、会社にこもってゲラを読む…などインドアなものもおおいので、外出するのはおたのしみの時間でもある…
偕成社文庫100本ノック第20回(プレイバック中!)
「ああ、僕は名探偵じゃないな」と思った1冊。今回紹介するのは『ABC殺人事件』。この物語の主人公エルキュール=ポワロは代表的な名探偵のひとり。事件の真相に近づくと、ポワロのひらめきが「私の灰色の小さな脳細胞が働き始めた」と表現され、いかにも…
小さい頃から大好きな本です。最初はちょっぴりあやしくて、不思議な3人組。だけど読み終えると心がじんわりあたたかくなり本当にステキな3人組。絵も色がはっきりしていてきれいです。(20代)