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今週のおすすめ

ひとりで丘のほらあなへ! ぜんまい式のおもちゃが主人公の『くまのビーディーくん』

みなさんには、思い出深いおもちゃはありますか? 今回は、男の子とくまのおもちゃの友情を描いた『くまのビーディーくん』(ドン・フリーマン 作/まつおかきょうこ 訳)をご紹介します。

セイヤーくんが留守のあいだに、ほらあな探検!

 ビーディーくんは、セイヤーくんという男の子がもっている、ぜんまい式のくまのおもちゃです。ときどき、ビーディーくんは、コトンと仰向けになってうごかなくなります。そんな時は、セイヤーくんがていねいにねじを巻いてくれます。

 ある日、ビーディーくんは、セイヤーくんが留守のあいだに、セイヤーくんへ書き置きをして、くまが住むほらあなへ出かけました(本を読んで、くまがほらあなに住むということを知ったのです!)。

 ほらあなは、ビーディーくんにぴったりの大きさでした! 「ぼくのような ゆうかんな くまには、おあつらえむきの ばしょだ。」と、ビーディーくんはそのほらあなをすっかり気に入りましたが、なにかが足りない気がして落ち着きません。そこで、枕や懐中電灯など、必要なものを取りに、家とほらあなを行ったり来たり。

荷物を抱えて行ったり来たりするたびに、足跡が増えていきます。

 さあ、準備は万端! のはずでしたが、やっぱり、だいじなものが足りないような気分が抜けません。ほんとうに満ち足りた気持ちになるには、なにが必要だったのでしょう?

松岡享子さんの訳が光る名作絵本

 作者は、デパート売り場で売れ残っているくまのぬいぐるみと女の子の交流を描いた『くまのコールテンくん』のドン・フリーマン。翻訳は、『くまのパディントン』など名作の翻訳を多く手がけた、児童文学者の松岡享子さんです。1974年に石井桃子さんらと東京子ども図書館を設立するなど、子どもたちと本をつなぐ活動にも尽力されました。

 ドン・フリーマンのモノクロながら温かさを感じる版画に、松岡享子さんの軽快で親しみ深い文章がぴったり合っています。子どものころに大切にしていたおもちゃ、今大切にしているおもちゃを思い浮かべながら、ぜひ読んでみてください。

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本を閉じればコンパクトに片付けられて、本を開くと立体的に細かい家具や食べ物など、子どもが楽しく遊べるし、見た目もかわいくて気に入っています。自宅で遊んだり、帰省する時に持って行けば、玩具がない実家でも遊ぶことができるのでこのコンパクトさに助かっています。(6歳・お母さまより)

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