「絵本」というジャンルのなかで、特殊であり、定番であり、不動の人気を誇るものがあります。それは「しかけ絵本」。変化のあるしかけ絵本は、子どもたちに大人気です。とワクワクしますよね。
きょうはシンプルなしかけ絵本、0歳から、大きくなっても楽しめる『まほうつかい』(いしかわこうじ 作)をご紹介します!
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まほうつかいが呪文をとなえると……あれあれあれ!?
まほうつかいのコジモさん。「すごい まほうを おめに かけよう……」と、いろんなものに呪文をとなえます。
男の子が手に取ろうとしているりんごに、「りんごよ りんご。おおきく なあれ! でかでか どーん!」ととなえると……
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わぁーい! テーブルにちょこんと乗っていたりんごが、巨大になりました!
今度は、にわとりのお母さんのそばにいる、ひよこたちに呪文をとなえます。「ひよこよ ひよこ。そらを とべ! ぴよぴよ ぴよよーん!」
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ぱたぱたぱた ぱたぱたぱた。なんとひよこたち、楽しそうに浮かび上がりました! お母さんは「こけっ?」とびっくり。
くっきりとあざやかな色、シンプルなしかけ。あかちゃんから、大きくなっても楽しめる!
あかちゃん向けの絵本もたくさん手がけられている、いしかわこうじさんの絵は、登場人物の顔や、全体の色がくっきりしています。そのため、文字が読めなくても、しかけをめくると絵が変わった! とすぐにわかり、あかちゃんにもぴったり。
すこし大きくなって言葉を覚えると、コジモさんの呪文の意味もわかってきます。
かみのけをパーマにする呪文は、「もじゃ もじゃ ぼわわーん!」。
車をながーく伸ばす呪文は、「りむじーーーん!」。
一緒に呪文をとなえてしかけをめくるのもおすすめです!
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「あっ!とおどろくしかけえほん」は他にも2冊!
いしかわこうじさんのしかけ絵本は、他にも2冊あります。さまざまなおめんが登場する、『おめんです』と『おめんです2』です。
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3つとも、「あっ!とおどろくしかけえほん」の仲間です
『まほうつかい』と合わせて読んでみてくださいね。