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今週のおすすめ

夏ののりもの絵本といえばコレ! 『うみへいくピン・ポン・バス』

夏といえば海! 海風を受けながらドライブするのもよし。電車に揺られながら車窓を眺めるのもよし。海への道のりは、さまざまな手段がありますが、『うみへいくピン・ポン・バス』(竹下文子 文/鈴木まもる 絵)では、路線バスに乗って、のんびりと海までの旅を楽しみます。

青いバスに乗って、海へ出発!

 特急電車の終点駅から物語ははじまります。たくさんの人が乗り降りする駅には、大きなバスターミナルがあって、いろいろな行き先のバスが並んでいます。

 今回私たちが乗るのは、「岬灯台」行きの青いバスです。おっと、エンジンがかかりました。もうすぐ出発するようです。さあ、早く乗り込みましょう! 

 バスは街の中を走ります。パン屋の前の停留所では、焼きたてパンのいいにおい。

 その後もバスは、踏切で止まったり、消防署の前や工事現場、コンビニの前をのんびり進んでいきます。街を抜けると、山に囲まれた小学校が見えてきましたよ。

 山間の蛇行した坂道をがんばって乗り越え、長いトンネルを抜けると……?

「あっ、うみだ!」

すっかり旅気分を味わえる一冊

 ターミナル駅からバスに乗り、商店街を抜けて、だんだんと景色が変わっていくさまを、まるで本当にバスに乗って旅をしている気分で味わえます。

 パトカーや消防車、救急車、工事現場の車、ゴミ収集車……など、さまざまな働く車が登場するのも楽しい! 本シリーズ「竹下文子×鈴木まもる のりもの絵本」ではほかに『ピン・ポン・バス』でバスの旅を楽しめます。

 さらにシリーズ恒例の、鈴木まもるさんによる細かい描き込みにもご注目。人々や町並みをすみずみまで観察すると、何か発見があるかも? ぜひじっくりと眺めてみてください。

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