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のりもの絵本の定番! 始発から終点まで走るバスの日常を描く『ピン・ポン・バス』

パトカーやごみ収集車、飛行機など、子どもたちの大好きな、のりもの。とくに、身近で目にすることの多いバスは、人気ののりもののひとつですね。
きょうご紹介する『ピン・ポン・バス』(竹下文子 作/鈴木まもる 絵)は、そんなバスの始発から終点までを描く、ほのぼののりもの絵本です。

「はっしゃします」バスはにぎやかな駅前を出発!

 お話は、バスが発車するところからはじまります。百貨店や飲食店でにぎわう、駅前のバス停。つぎつぎにたくさんの人がのりこみます。

 にぎやかな道を走っていくバス。スーパーの前、病院の前……「ピンポン」とボタンの音がなるたび、バスはとまります。学校の前のバス停からは、子どもたちがのってきて、バスの中はにぎやかに。病院の前では、けがをした人がのってきて、運転手さんはいつも、はやく元気になるといいな、と考えます。

こんなこと、あるある! 道中のこまかな描写もみどころ。

 バスが走っているあいだには、さまざまなことがあります。
 「まってくださーい!」とあわてて走ってきたお客さんを、ドアをもう一度開けてのせてあげたり。
 お年寄りの方がのるときは、「足元に気をつけて」と声をかけたり。

 いつも手をふってくれる子どもがいる家の前は、すこしスピードを落として通ったりもします。

仲間のバスとすれちがうときは、手をあげて、ちょっとあいさつ。


 こんな場面、見たことあるなあ、という場面も、丁寧に描かれています。また、道ゆく人や工事の車など、まわりの人や車を見る楽しみもあります。

ほかにも人気の車がたくさん。合わせて読むとより楽しめる

 この『ピン・ポン・バス』と同じ竹下文子さん・鈴木まもるさんコンビののりもの絵本シリーズは、他にもたくさん! 夏に読みたい、同じくバスが主役のうみへいくピン・ポン・バス』のほか、消防車、パトカー、ショベルカー、ごみ収集車、救急車など、人気の車が活躍する絵本がそろっています。合わせて読んでみると、同じ車があちこちで見つかるなど、こまかいしかけも! お話はもちろん、絵もじっくり見て楽しんでくださいね。

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