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今週のおすすめ

絵本作家・いわむらかずおさんのロングセラーシリーズ「タンタンのえほん」

2020年でデビュー50周年をむかえた絵本作家、いわむらかずおさん。「14ひき」のシリーズ(童心社刊)などで知られるいわむらさんの初期の作品で、今も読みつがれるロングセラーが、今回ご紹介する「タンタンのえほん」シリーズです。

おさるのタンタンのずぼんには、すてきなことがいっぱい!

 「タンタンのえほん」シリーズ第1作である『タンタンのずぼん』は、1976年に出版されました。


 タンタンの、ずぼんつりのついたずぼんは、大きくなってもずっとはけるずぼん。ぶかぶかで困ることもありますが、それよりもいいことがいっぱいあるんです。
 
 表紙のように、耳にかけるのはまだ序の口! ほかには、ブランコになったり、
 
 
 タクシーになったり!

 
 そして、ずぼんつりをもっともーっと伸ばしたら、さらにすごいこともできるんです! それは……?
 
 
 楽しいくりかえしで、ほかにはどんなことができるの?と、わくわくしながらページをめくることができる一冊です。
 

ぜんぶで4冊! タンタンと一緒にいろんなものを楽しめる

 「タンタンのえほん」シリーズは、「ずぼん」のほかに3冊!

 『タンタンのぼうし』(1978年初版)
くるくる回したり、転がしたり、高くとばしたりできる、すてきなぼうしが出てきます。


 
『タンタンのハンカチ』(1981年初版)
「ハンカチ カーチ カチ」ととなえたら大きくなって、さまざまな使いかたができる、ふしぎなハンカチが登場!


 
『タンタンのしろくまくん』(1984年初版)
雪をあつめるとあらわれる、冬のともだちを描きます。


 
 どれもシンプルなくりかえしの中で、いろんな使いかた、楽しみかたがでてきて、子どもたちにも身近なものを、タンタンと一緒に体験できます。
 
 2020年でデビュー50周年をむかえた、いわむらかずおさん。「タンタンのえほん」シリーズは、いわむらさんのくの作品のなかでも、初期から長く読みつがれるロングセラー作品です。2、3歳ごろから楽しめますので、ぜひ読んでみてくださいね。

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ちょっとふてぶてしいような、味のあるミケばあちゃんの顔と、懐かしい絵柄でありながら意外とビビッドな色づかいに魅力を感じて買いました。おなおしをしながら大事に物を使うことを、改めて教えてくれる良い絵本でした。(20代)

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