![『そらの100かいだてのいえ』表紙と見開き](https://kaiseiweb.kaiseisha.co.jp/wp-content/uploads/2017/08/osm20170810_001-655x506.jpg)
ここがおもしろい!「100かいだてのいえ」
『100かいだてのいえ』からはじまり、これまでに『ちか100かいだてのいえ』『うみの100かいだてのいえ』を刊行している「100かいだてのいえ」シリーズ。まずは、このシリーズの魅力を紹介します!
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100かいだてのいえ
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ちか100かいだてのいえ
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うみの100かいだてのいえ
「たてにひらく」絵本
「 100かいだてのいえ」は、たてに開くという、他にないめくり方が特徴です。画面がたて長になることで、ダイナミックな世界が広がります。上へのぼっていく『100かいだてのいえ』は下から上へ、下へさがっていく『ちか100かいだてのいえ』『うみの100かいだてのいえ』は上から下へ。それぞれの感覚にあっためくり方になっています。
![たてにひらく『100かいだてのいえ』](https://kaiseiweb.kaiseisha.co.jp/wp-content/uploads/2017/08/osm170811_003-1-655x437.jpg)
『100かいだてのいえ』
10階ごとにさまざまな動物や生き物たちが住んでいる
毎回、主人公のキャラクターたちは、「100階」をめざして、1階から順番にいえのなかを探検します。10階、20階、30階……と、ページをめくるごとに、さまざまな動物やものたちが登場。「つぎは誰すんでいるのかな?」とわくわくしたり、細かいなかのようすをじっくりみたり、何度も読む楽しさがあります!
![](https://kaiseiweb.kaiseisha.co.jp/wp-content/uploads/2017/08/osm170811_004-1-655x437.jpg)
『ちか100かいだてのいえ』より
いつのまにか100まで数えられるように!?
実は、この絵本がつくられたきっかけは、作者のいわいとしおさんの娘さんがにつまずいていたこと。楽しく100の数までだったのです。読者の方からのおたよりでも、数がふえていくことや、「100」という概念を理解できました、という声を多くいただきます。
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『100かいだてのいえ』より
最新刊『そらの100かいだてのいえ』では、今までとはひと味ちがう住人に出会えます
さて、いよいよ最新刊『そらの100かいだてのいえ』のなかを見てみましょう!
今回の主人公は、シジュウカラのツピくん。おなかをすかせたツピくんがみつけたのは、ひとつぶのひまわりの種でした。「これじゃ、おなかいっぱいにはならないや……そうだ! はなをさかせて、たねをふやそう!」ツピくんは、種を植える場所をさがしに、空へととびたちます。
![ツピくんがくものうえに飛び立つ](https://kaiseiweb.kaiseisha.co.jp/wp-content/uploads/2017/08/osm170811_001.jpg)
にすんでいたのは、くもさんでした! ツピくんがたねから花をさかせたいことを伝えると、くもさんは「このいえの100かいにいくといいよ」と教えてくれました。
![](https://kaiseiweb.kaiseisha.co.jp/wp-content/uploads/2017/08/osm170811_002-1.jpg)
、あめさんでした! あめさんはツピくんがもっていたうえきばちに、水をかけてくれました!
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さて、ツピくんがめざす100かいだてのいえのてっぺんにはだれが住んでいるのでしょうか? ひまわりはぶじに咲くのでしょうか?
くもさん、あめさん、にじさん……。お気づきかもしれませんが、今回の「そらの100かいだてのいえ」の住人たちは、動物や生きものではありません。著者のいわいとしおさんは、この絵本をきっかけに、自然のさまざまな営みに親しみを感じ、子どもたちの想像力が大きくひろがってくれるといいな、とおっしゃっていました。を新しい切り口で描いた3年ぶりの新刊です。ぜひおたのしみください!