icon_twitter_01 icon_facebook_01 icon_youtube_01 icon_hatena_01 icon_line_01 icon_pocket_01 icon_arrow_01_r icon-close_01

絵本&読み物案内

はじめての絵本にも! リズミカルな擬音が赤ちゃんの心をくすぐる「ちいさなやさいえほん」シリーズ

2024.03.04

かわいい野菜たちとたのしい擬音がたくさん出てきて、赤ちゃんもにっこり! ひろかわさえこさんの「ちいさなやさいえほん」シリーズ3作品をご紹介します。

ぷちとまとちゃん

 「ぽろ ぽろ ぽろろん」と落ちてきたぷちとまとちゃん。冷たい水のなかで「ちゃぷ ちゃぷ」して、「きゅっ きゅっ」とからだをみがいて……。

「しゅわ しゅわ しゅわわーん」と、つめたいシャワーを浴びてさっぱり。ぴっかぴかになったぷちとまとちゃんが、向かった先は……?

レタスときゅうりのあいだにちょこんとおさまって、おいしいサラダのできあがり!

じゃがいもちゃん

 ごつごつずっしりとした、じゃがいもちゃん。「ごろん ごろん」と重そうな音を立ててころがり、なかまのじゃがいもと「ごっつん こっこ」! 「ごし ごし ごし」と泥だらけのからだをこすって、「とぷん」といざ、鍋のなかへ!

おまめちゃん

 「ころ ころ ころ」「ぱら ぱら ぱら」「ざららん ざららん」と、ちいさなおまめたちが集まってきました! ゆだった鍋のなかを、「ゆらゆら ぽこん」「ゆらゆら ぷくん」とうかんで、できたのは……?

はじめての絵本にも

 野菜たちが主人公の、ちいさな絵本シリーズ。下ごしらえを経て、食卓に並ぶまでが描かれます。

 登場するたくさんの擬音は、声にだして読んで楽しいのはもちろんのこと、それぞれの野菜の手触りや重さなどがよく伝わってきて、いっそう野菜たちの愛らしさを増してくれます。水彩で描かれた、やわらかく、野菜たちの表情豊かな絵も魅力です。

 また、手のひらサイズのボードブックは、バッグにしのばせておくと、おでかけ中にも楽しめて便利です。

 わかりやすいストーリーと耳ごごちのよい擬音が、赤ちゃんの心をくすぐる、ファーストブックとしてもおすすめのシリーズです。

 *同じ作者の「ちいさなくだものえほん」シリーズもあります。合わせてお楽しみください。

この記事に出てきた本

バックナンバー

今日の1さつ

2024.11.05

私は読書に興味がありませんでした。でも題名にひかれて読んでみると世界観やお話のとりこになりました。『闇の守り人』『夢の守り人』と読んでいくうちに上橋菜穂子さんの物語にひきこまれていきます。これからもシリーズを読むのを楽しみにしています!(11歳)

new!新しい記事を読む