2020年度からはじまる新、英語教育が強化されます。早くから英語に親しみたい一方、はじめの一歩をどうしたらいいか、迷うこともあるかもしれません。そんなとき、絵本をよむことから始めてみてはいかがでしょうか?
今回は、英語学習にも役立つ、偕成社のバイリンガル絵本をご紹介します!
「英語でもよめる」絵本って?
日本語版と並行して出版している、バイリンガル絵本。日本語に加え、原書の英語が載っていて、偕成社では「英語でもよめる」マークをつけています。(『よかったね ネッドくん』のみ、マークなし)
左から、『英語でもよめる はらぺこあおむし』(エリック・カール 作/もりひさし 訳)、『英語でもよめる くまさん くまさん なにみてるの?』(エリック・カール 絵/ビル・マーチン 文/偕成社編集部 訳)、『英語でもよめる 月ようびは なにたべる?』(エリック・カール 絵/もりひさし 訳)、『英語でもよめる ぼちぼちいこか』(マイク・セイラー 作/ロバート・グロスマン 絵/今江祥智 訳)『よかったね ネッドくん』(レミー・シャーリップ 作/やぎたよしこ 訳)
たとえば、エリック・カールさんの代表作『はらぺこあおむし』。日本語版はこちら。
つぎに『英語でもよめる はらぺこあおむし』は、こちら。
このように英語が併記され、日本語と英語の両方で楽しめるようになっています。
学習にも役立つ
そして、「英語でもよめる」絵本には、こんな魅力もあります!
(1)はじめて英語にふれる導入にぴったり
最近は幼いころから英語学習をはじめるお子さんも多いですよね。はじめて英語にふれるとき、日本語で読みなれた絵本から始めれば、「むずかしそう……」という不安を軽減できるかもしれません。
日本語と同時に読むと、自然に英語に親しむことができます。
(2)小学校で習う、「色」「動物」「食べ物」「曜日」「数字」が登場!
「英語でもよめる」絵本の5作には、小学校の英語の授業で出てくる要素がたっぷり入っています。
(brown bear)red bird)、といった、さまざまな「色」と「動物」。(『英語でもよめる くまさん くまさん なにみてるの?』)
月曜日(Monday)にはやまあらし(porcupine)がさやいんげん(string beans)を、火曜日(Tuesday)にはへび(snake)がスパゲッティ(spaghetti)を食べる……といった、「曜日」と「食べ物」、そして「動物」。(『英語でもよめる 月ようびはなにたべる?』)
このように、どの絵本にも、小学校で習う単語が登場し、自然に英語に親しむことができます。もちろん、お話も楽しめます!
(3)1冊で、2冊分! お得でプレゼントにも人気
英語の原書、日本語版、と2冊に分かれていた本が1冊にまとまっているので、とってもお得。楽しめて学べるので、プレゼントにもおすすめです。「日本語版はもう持っていそう……」という場合も、「英語でもよめる」絵本ならかぶらないかも!?
最新刊『英語でも読める 月ようびは なにたべる?』は歌もバイリンガル!
シリーズ最新刊は、2020年2月発売の『英語でもよめる 月ようびは なにたべる?』。アメリカのわらべうたにエリック・カールさんが絵をつけた、リズミカルで愉快な絵本です。
本の最後には、わらべうたの楽譜も載っています。もちろん、楽譜もバイリンガル版! 日本語と英語、両方で歌えば、よりいっそう楽しめます。
英語に親しむ一歩として、ぜひ手にとってみてくださいね。