宇宙飛行士のすべてがわかる、世界一のハンドブック『きみは宇宙飛行士!』
人類みんなの希望を持ってミッションをこなす、かっこいい宇宙飛行士。将来は宇宙飛行士になりたい! という子も多いかもしれません。そんな夢を抱いたときにぜひ読んでみてほしいのが、『きみは宇宙飛行士! 宇宙食・宇宙のトイレ まるごとハンドブック』(ロウイー・ストーウェル文/竹内薫 監訳/竹内さなみ 訳)です。
タイトル通り、宇宙飛行士に関するすべてがわかるガイドブック。宇宙飛行士にむいているかどうかのチェックから始まり、宇宙飛行士候補になったあとの訓練について、いよいよ宇宙に行くことになったら、その準備のこと、ロケットの内部紹介、そして宇宙に飛び立ち、新しい家(つまり、国際宇宙ステーション!)でどんな風に過ごすかなどなど……。
宇宙飛行士になるのに必要な条件はさまざま。知識や語学力、体力のほかに、精神力も必要です。
宇宙飛行士候補になってからの訓練は過酷! 宇宙服を着たり、トイレに行ったりする練習も!
いよいよ宇宙へ! 打ち上げ前も準備が肝心。トイレに行くのも忘れてはいけません。
宇宙での拠点、国際宇宙ステーション! 仕事場であり、家でもあります。
いかがでしょうか? 読むとまるで自分も宇宙に行ったような気分になれる、たくさんの情報がつまった充実の一冊です。
地球、重力、月のことが絵本でわかる! おすすめ作品3冊
偕成社では、ほかにも宇宙に関する絵本を多数刊行しています。
・『重力って……』(ジェイソン・チン 作/竹内薫 訳)3歳から
「重力」って、いったいどんなもの? もし地球に重力がなかったら、どんな風になるの? そんな「もしも」を追いかけながら、「重力」について理解を深められる1冊。無重力空間を絵本で体感できます!
・『ちきゅう』(G・ブライアン・カラス 作・絵/庄司太一 訳)5歳から
わたしたちが住む地球が、自転・公転でたえず動いていることを、ダイナミックな絵で感覚的に紹介。「自分も宇宙を旅しているひとりなんだ」と感じられます。
・『月へ アポロ11号のはるかなる旅』(ブライアン・フロッカ 作・絵/日暮雅通 訳)小学校低学年から
初めて月に降り立った、かの有名な「アポロ11号」。月にたどりつくまでの道のりを、臨場感あふれるイラストと文章で丁寧に紹介。月へ旅する気分を味わえる絵本です。
どれも読みやすく、自然に宇宙に親しめる内容になっています。秋の夜空を見上げながら、宇宙に想いを馳せてみてはいかがでしょうか。