悩みを持った人。1つだけ買えるふしぎな駄菓子で、幸せになるか不幸せになるかはその人次第……。ワクワクするけれどちょっぴりこわい、「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」は今、小学生はもとより、大人からも多くの愛読者はがきが届く、人気シリーズです。今月は第8巻が発売になり、キャンペーンも同時開催しています!
「ようこそ、幸運のお客さま。」その駄菓子屋があなたの人生を変える…
銭天堂は、「幸運のお客さま」の前にだけ現れる駄菓子屋。店の主人・紅子は、着物を着ていて、髪は真っ白だけれどしわはひとつもない、年齢不詳の女性です。
お店に入った人の目には、ふしぎで魅惑的な駄菓子が飛び込んできます。「型抜き人魚グミ」「猛獣ビスケット」「しっぺがえしメンコ」「おもてなしティー」…。どれも欲しくなりますが、その人にふさわしい駄菓子はひとつ。紅子がその駄菓子へと導いてくれます。
たとえばこの紅子が持っているのは、「ほしいイモ」。内気で言いたいことが言えず、「ほしい物をちゃんとほしいと言えるようになりたい」と思っている女の子に、紅子が選んだ駄菓子です。夢のようにおいしいこの駄菓子を食べ、女の子は「ほしい」気持ちをハッキリ口に出せるようになりますが、ちょっといいなと思っただけで、「それほしい!」「ねえ、それちょうだい!」、口が勝手に動いてしまうことに…。
悩みを解決してくれたり、願いを叶えてくれたりするすてきな駄菓子ですが、食べ方、使い方には要注意。一刻もはやく口にしたい! というに負けて、説明を読まずに食べたりしたら、何が起こるかわかりません…!
紅子って何者!? ライバルも現る! 目が離せない展開に大人も一緒に夢中に
このシリーズは各巻6つのお話が入り、1話ずつふしぎな駄菓子と、それを手にする人が登場する短編集ですが、途中で銭天堂をが現れて対決することになるなど、ハラハラする展開も! 子どもも大人も、たくさんの方がはまっています!
「銭天堂のおかしを買った人が、幸せになるか、不幸になるか、すごくドキドキワクワクして、おもしろかったです」(12歳)
「子どもより親の方が気に入っていて、本屋の子ども向けコーナーで、たまたまこの本のシリーズがズラリと並んでいるのに出会い、シリーズ物なんだと初めて知りました。今後、出ている本は、全部揃えるつもりです!それぐらいハマりました!!」(42歳)
「この銭天堂シリーズは全巻持っていて、私だけじゃなく、おばあちゃんもファンです。私が読んでいると、「バァバもその本読みたいから終わったら貸して。」と言いました。おばあちゃんも私も毎回楽しみにしています。」(10歳)
最新刊 あなたの駄菓子がお話になるかも。新作駄菓子募集キャンペーン実施中!
シリーズ最新刊の8巻目が、10月2日に発売になりました。何度も対決してきた怪しい少女・よどみと、ついに決着がつく、見逃せない新刊です!
また、この発売を記念して、「新作駄菓子募集キャンペーン」を実施! 応募はがきに自分で考えた駄菓子の絵と説明を書いてご応募いただき、作者の廣嶋さん、絵のjyajyaさん、偕成社スタッフにて、優秀賞を選定します。大賞・準大賞を受賞した方には、なんとその駄菓子を元に、廣嶋玲子さんが短編を! 大賞の方には、jyajyaさんが挿絵も描いてくれます。
詳細はこちらでご覧ください! 銭天堂 新作駄菓子募集キャンペーン特設サイト
応募はがきは、最新刊の8巻と、この黒いキャンペーン帯の本に挟まっています!書店で探してみてくださいね。
「こんな駄菓子はどうでしょう?」と、これまで愛読者はがきでご提案いただくことも多かったので、スタッフも今からワクワクしています。12月28日(木)消印有効ですので、ぜひご応募くださいね。