はたらく車が大好きな子におすすめ! 人気の車から、ちょっとめずらしい車までたくさん登場する、三浦太郎さんの「はたらくくるま」シリーズをご紹介します。
重いものを持ちあげたり運んだりする力持ち!『よいしょ』
『よいしょ!』では、重いものをもちあげたり運んだりする車が登場します。例えばダンプカーが、運んできた土を「よいしょ!」と下ろしたり、ブルドーザーが土砂を「よいしょ!」と集めたり。
はたらく車は、とっても力持ちで、重いものを動かすのもなんのその。そのパワフルな動作にはほれぼれしますね!
ほかには、ホイールローダーや、フォークリフト、パワーショベルが登場します。
人やものを上へぐいーんと運ぶ!『とどくかな』
『とどくかな』では、人やものを上へ運ぶ車たちが登場。
クレーン車が、鉄骨をつりあげます。作業場までとどくかな?「とどいた!」
フォークリフトが荷物を持ちあげます。高いところまでとどくかな?「とどいた!」
ほかにも、標識をとりつけるリフト車や、高いビルの消化活動をする消防自動車などが登場します。ぐいーんと空高く伸びるクレーン車のアームは、町で見かけるとキリンの首みたいでかっこいい!
力を合わせれば、こんなことだってできる!『まかせとけ』
『まかせとけ』では、2台のはたらく車がいっしょに仕事をするようすが描かれます。
パワーショベルがすくった土を、ダンプカーが「まかせとけ!」と運んだり、公道を走れないパワーショベルを、セルフローダートラックが「まかせとけ!」と運んだり。そして最後には、「ありがとう」。
ひとつの車ではできることが限られていますが、はたらく車たちはおたがいに協力しあっているのです!
本シリーズは、0歳から楽しめる絵本ながら、とっても本格的。だれでも知っている人気の車から、ちょっぴりマニアックな車まで幅広く登場します。
シンプルかつ特徴がよく捉えられた車の絵は、車が好きなお子さんの気持ちをきっと満たしてくれるでしょう。さらに、ページをめくったりもどったりすると、はたらく車がほんとうに動いているみたいに見えてきます!
大きくはっきりと書かれた文字は、ひらがなを読む練習にもぴったりで、くりかえしのかけ声もとっても楽しいシリーズです。ぜひお子さんと一緒にお楽しみください。