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作家が語る「わたしの新刊」

新しいスタンダードに!「音」をたのしむあかちゃんえほん 新井洋行さんインタビュー

2026.05.12

『れいぞうこ』が大人気! 新井洋行さんのあたらしいあかちゃん絵本は「たのしいおとえほん」シリーズと名付けた『わんわん』『ぶうぶう』の2冊。いったいどんな絵本なのでしょうか? 新井さんにお話を伺いました。

今回の企画はどのようにスタートしましたか?

新しいスタンダードになるようなあかちゃん絵本を作りたいという思いから始まりました。あかちゃんが読んでもらっていちばん楽しい絵本ってどんな絵本だろう? という思いが形になったのがこの絵本たちです。

『わんわん』より

あと、いつも手元にあって楽しめる絵本を作りたいとも考えました。サイズが小さいのでお出かけのお供にしていただけたらうれしいです。

にごらない音のオノマトペだけをあつめた『わんわん』とにごる音のオノマトペだけをあつめた『ぶうぶう』。この2つのテーマでまとめられたのはなぜでしょう?

ぼくが絵本を作るときにいちばん大切にしているのが、アイデアが強く伝わる絵本であるということです。とにかくシンプルに、見開きに描かれた絵と言葉の響きだけであかちゃんが笑顔になる絵本を作りたくてこの絵本たちを作っているのですが、そのアイデアは、1冊で出すより2冊並んでいた方が強くお伝えできると考えました。2冊作るにあたってオノマトペの響き方で分けるのが、この絵本たちの正しい分け方だと思い、この形になっています。

『ぶうぶう』より

背景の色もとってもカラフルで、開くたびにあかちゃんの目をひきそうです。色や配色へのこだわりはありますか?

色に関してはぼくの趣味によるところが大きいです。カラフルな色面の組み合わさった画面がとても好きでして、いろいろな種類の彩度が高い色たちが、楽しく組み合わさった画面を並べたと言う感じです。
幸運なことにぼくの好きなカラフルな色面の組み合わせは、あかちゃんたちも好きみたいなので、このカラフルな展開もぜひ楽しんでもらいたいです。

また、色の見え方にはいろいろな差がありますが、できるだけ多くのあかちゃんに絵がくっきり伝わるよう、色を選んでいます。

『わんわん』より

あかちゃん絵本をつくるうえで、新井さんがいつも大切にされていることはなんですか?

あかちゃん絵本のいちばんの特徴は、あかちゃんに絵本を読んであげる読み手の方がいるということだと思います。なので、絵本は本であるとともに、楽譜や台本のような意味合いもあると考えています。この絵でこのテキストだったら、読み手の人はあかちゃんをよろこばそうと思ってこう読むのではないか? なんてことを意識しながら作っています。

読み手の方があかちゃんに読み聞かせをしたくなる楽しい絵本にしたい、という気持ちを大切にしています。

『ぶうぶう』より

新井さんがはじめてお子さんと絵本を読み始めたときのエピソードがあればぜひおきかせください!

うちの娘たちがあかちゃんだった時に絵本を読み始めて最初に思ったのが、「この絵本のなにが楽しいのかさっぱりわからない」ということでした。あかちゃんのよろこぶツボは、おとなにはとても理解しがたいものなのだと思ったのです。その謎な部分がおもしろかったということもあって、とにかくたくさんの絵本を娘たちと読みました。

不思議なことに一緒に絵本を読んでいくうちに、あかちゃんの感覚というのが自分の中にも生まれてきて、なにがどうおもしろいのかがわかるようになりました。

たくさんのあかちゃんたちに読んでもらえるのが楽しみです。ありがとうございました!

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