おうち時間が増えたいま、家でのあそびがマンネリ化していませんか? 今回ご紹介するのは、雑誌などで活躍するおもちゃ作家の佐藤蕗さんが、少ない手順で簡単に作れるおもちゃの作り方をおしえてくれる、遊びのレシピ集! 『ふきさんのアイデアおもちゃ大百科』です。
子育て中につくったおもちゃがSNSで大反響!
「ふきさん」こと佐藤蕗さんは、新聞・雑誌・webで活躍する手作りおもちゃ作家です。幼いころから工作が大好きで、現在2歳と9歳になる2人の男の子の子育てにも、手作りのおもちゃが大活躍。それをSNSで紹介したところ、大きな話題になり、おもちゃ作家として活動するようになりました。
とくに今年1月にご自身のTwitterで発表した「走る!チビ忍者」は、25万件以上の「いいね!」を獲得し、海外からも多くの反響があったそう。
子どもたちがだーいすきな、電車の窓の風景。びゅんびゅん通り過ぎていく景色をつかって、忍者を走らせてみるという斬新なアイデアです。
▼25万いいね!を獲得した投稿はこちら!
https://twitter.com/fuki_fuki/status/1218168820776353792
ふきさんのおもちゃの特徴は、身近なもので簡単に作れること。基本は、ペットボトルや空き箱など、家にあるものの再利用です。そこにちょっとしたアイデアを加えて、「なるほど、そうきたか!」とおどろくような楽しいおもちゃができあがります。
もちろん楽しさもふきさんのご家庭で実証済みなので、子どもたちが喜ぶこと間違いなしです。
シーン別に遊びを紹介する「遊びのレシピ集」
この本は、「作って遊ぶ」「おふろで遊ぶ」「外で遊ぶ」の3つの構成で、暮らしの中の工作・遊びを紹介しています。おもちゃの作り方だけでなく、いつもの公園がちょっとしたアイデアで楽しくなる遊び方も提案する、遊びのレシピ集です!
いくつかのおもちゃをみていきましょう!
おうちで食べる!?「紙皿ピザ」
3枚の紙皿を重ねて切り込みを入れ回してみると……ピザがだんだん食べられていく! ピザの具は色紙をつかってお好みで!
DMで届いた封筒から「封筒絵本」
DMなどでよく届く、窓付き封筒。封筒と中の紙に絵を描いたら、こんなに楽しく再利用できます! どんなお話ができるかは、アイデア次第。手軽に自分だけの絵本をつくれます。
おふろで遊ぶ「かおボトルとなかまたち」
底面に穴を開けて水を入れたペットボトル。ふたをあけるとあら不思議、下から水がでてきました! 目の位置に穴を開ければ、涙に。空気を入れてお風呂の中に沈めると、おならをするおもちゃにも!
いつもの砂場で!「化石さがし」
紙粘土で作った化石を公園の砂場に埋めれば、あっという間に発掘現場に返信。お友達とみんなで遊べるのもポイントです。
全部で40以上のおもちゃのつくりかたを収録。総ルビなので、お子さんだけでも読むことができます。
ぜひお手にとってみてくださいね。