朱川湊人
小手鞠るい
瀧羽麻子
小手鞠るい
村中李衣
竹田津 実
富安陽子
たかどのほうこ
岡田 淳
小学4年生のえりは、横浜から山口に引っ越すことになりました。ある日、おじいちゃんのすすめで、じぶんだけのちいさな畑をはじめることになり……。 横浜でくらす親友・エミと文通をしながら、その畑でおこるいろいろなことや、エミといっしょに仲のよかった「けんちゃん」のことを話します。
毎月10日更新
1958年山口県生まれ。児童文学者。大学、大学院で心理学、児童文学を学ぶ。著書に『小さいベッド』(サンケイ児童出版文化賞)『おねいちゃん』(野間児童文芸賞)『チャーシューの月』(日本児童文学者協会賞)『かあさんのしっぽっぽ』(青少年読書感想文全国コンクール課題図書)など多数。創作活動とともに、小児病棟や刑務所、少年院、養護施設などでの絵本の読み合いに取り組み、絵本を声に出して読むことを通じて自分の思いを家族に送り届ける「絆プログラム」を実施中。
1955年福岡県生まれ。横浜市在住。広告代理店でデザイナーを経てフリーのイラストレーターへ。絵本・児童書挿絵をはじめ、書籍装画、雑誌・広告など多方面で活躍中。『ボタ山であそんだころ』で第46回講談社文化賞絵本賞受賞。著書は他に『あひる』(くもん出版)『てんきのいい日はつくしとり』『ことしのセーター』(福音館書店)『またおこられてん』(文:小西貴士、童心社)『流木のいえ』(小学館)など。
私は今、家族の病気で、不安のただ中にいます。何も楽しいことが手につかない中、安房直子さんの童話を読むと、心が落ちつきます。誠実に生きようとする人や動物の姿に心を打たれます。巻末のエッセイで、堀辰雄や、山室静に再びめぐりあい、学生の頃の学びを思い出しました。(70代)