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頭のてっぺんからカラまで……カタツムリは万能食材!? 『こちらムシムシ新聞社〜カタツムリはどこにいる?』

近ごろ、都会ではめっきり見かけなくなったカタツムリ。でも、実はカタツムリは、さまざまな生き物たちが生きる上でかかせない存在なのです! 今日は、生き物たちを主人公にしたユニークな絵本を多く描いている三輪一雄さんの『こちらムシムシ新聞社〜カタツムリはどこにいる?〜』をご紹介。“食べられるカタツムリ”について徹底研究します。

カタツムリはどこにいる?

 ここはさまざまな虫たちがはたらくムシムシ新聞社、自然科学部。この日、かけだし記者のテントウムシは、部長に呼ばれて、カタツムリの取材を任されました。小学生の読者から、「どこに行くとカタツムリを見つけることができますか? もっとカタツムリについて知りたいです」という手紙が届いたのです。

 調べてみると、アスファルトの多い都会は、しめった状態の土が少ないため、カタツムリにとっては住みにくい場所のようです。ということで、テントウムシ記者は、土の多い田舎へ赴くことに。

食べる理由は生き物それぞれ。カタツムリは万能食材!?

 森で最初に出会ったのは、土を掘るイノシシ。

「え? 何してるかって? カタツムリをさがしてるんだ。」
「えっ!? カタツムリっ? 食べるんですか?」
「もちろん食うさ。とくに冬がくると、冬眠しない野生のほ乳類にとって、落ち葉の下で冬眠するカタツムリは非常食になるのさ。」

 どうやら、タヌキやアナグマ、ハクビシン、イタチなどなど、カタツムリを食すほ乳類は多々いるようです。

 取材を進めていくと、カタツムリの「カラ」も大いに利用されていることがわかってきました。カラに含まれているカルシウムが目的のカラスや、カラの中まで食べるために細長く進化したマイマイカブリ、カラを巣にして子供を産むマイマイツチハナバチなども現れます。
 
 さらに、うんちを食すものまで登場! 身体まるごとから、カラ、うんちに至るまで、カタツムリってさまざまな生き物たちの役に立っているのですね〜。
 

気になるカタツムリの内部構造も大公開

 絵本では、食物連鎖の中でのカタツムリの役割だけではなく、その生態についてもわかりやすく紹介しています。あの独特なカラの中には何が入っているのか? カタツムリ自身は何を食べるのか? そんなに食べられてばかりで、絶滅しないのか?(それを見越してすごくたくさんの卵を産むようです)などなど。

 夏のレジャーで自然ゆたかなところへお出かけの際は、ぜひカタツムリさがし、してみてくださいね。

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今日の1さつ

表紙の絵やとちゅうの絵がかわいいのでレンちゃんや高田さんの気分になれて本の中の世界にすいこまれるのでドキドキハラハラしておもしろかったです。(9歳)

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