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今週のおすすめ

まんまるチーズのお月さん、ちょっぴりでいいからかじらせて。『ちいさいねずみ』

秋になりました。秋は十五夜もあり、月がきれいな季節です。きょうご紹介する『ちいさいねずみ』は、おなかをすかせた小さいねずみと、空でいつも笑っているだけの「お月さん」を描いた秋の絵本です。おいしそうなお月さんに、思わずおなかが鳴ってしまうかもしれませんよ!


まあるいお月さんは、できたてチーズにちがいない!

 ある町で空を見上げた、ちいさいねずみ。空にはまんまるのお月さんが、ちんがり笑っています。「お月さん、あんた できたての ほやほやの チーズで できてるんでしょ。」おなかをすかせたねずみには、どうしてもお月さんがチーズに見えて仕方がありません。


 「お月さん、いま そこへ いくから まってて。」ねずみは急いで家のやねにのぼりますが、さっきやねに引っかかっていと思ったお月さんは、いつの間にかもっと高いところにいます。そこで、はしごを運んできてお月さんに降りてきてもらおうとしましたが、はしごは重くて動かせません。ちいさいねずみは、がっかり

チーズのお月さんはなかなか出てこない

三日月お月さんは、だまって光るだけです。

 またまあるいチーズのお月さんが出てくるのを、楽しみに待つねずみ。でも、天気が悪いとお月さんは出ず、出てきたと思ったら、それは三日月のお月さんでした。ねずみは三日月のお月さんに伝言をたのみます。「チーズの お月さんに あったら いってくれない。はしごは だめだったからって。」

あらわれたお月さんを追いかけて、ねずみは山へ

 雨の日をしのぎ、チーズのお月さんを待ちわびたねずみは、ある日とうとう空にふたたびお月さんを見つけます。お月さんが山のほうへ行くのを見たねずみは、どんどんどんどん追いかけていき、山へたどりつきますが、くたくたになっ、木のねっこの穴の中で眠ってしまいました

 さて、ちいさいねずみは、チーズのお月さんをかじることができるのでしょうか。そして、おなかを満たすことはできるのでしょうか。秋の野山の雰囲気も感じられる、すてきな結末が待っていますよ。

 秋の夜に浮かぶまあるい月は、たしかにとってもおいしそうですよね! 「ちんがり」笑うやさしい光を思いながら、ゆっくり読みたい絵本です。


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今日の1さつ

表紙の絵やとちゅうの絵がかわいいのでレンちゃんや高田さんの気分になれて本の中の世界にすいこまれるのでドキドキハラハラしておもしろかったです。(9歳)

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