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本のイベント

かこさとしさん、祝・巌谷小波文芸賞受賞! 授賞式&お祝い会がありました

「だるまちゃん」シリーズや、『からすのパンやさん』などを描かれた絵本作家のかこさとしさんが、このたび巌谷小波文芸賞を受賞されました! 11月22日(水)に授賞式とお祝いのパーティーが開かれたので、そのようすをレポートします

賞を授与されるかこさとしさん

 巌谷小波文芸賞は、明治から大正にかけて活躍した、児童文学者の巌谷小波氏を記念した賞。子どもの頃から巌谷小波に憧れていたというかこさとしさんは、今回の受賞を大変よろこばれていました。受賞スピーチの最後に、「まだまだこれからも、勉強です」とおっしゃっていたのが、いつも謙虚でいらっしゃるかこさんらしく、印象的でした。

 授賞式のあとには、関係者でお祝いの会が開催され、たくさんの方がお祝いにかけつけました。

 まずは、福音館書店の元社長の松居直さん。おふたりの出会いは、かこさんが、川崎で会社員をされていたころまで遡ります。
 当時、かこさんは会社勤めをされながら、週末をつかって子どもたちを支援するセツルメント活動をなさっていました。その活動に参加されていた内田路子さん(後に絵本作家の堀内誠一さんとご結婚)が福音館書店でアルバイトをされていて、松居さんに「おもしろい手作り作品を作って子どもたちに見せている人がいる」と、かこさんを紹介。それが、かこさんの絵本作家デビューにつながりました。

左からかこさん、内田路子さん。右が松居直さん。

 松居さんの登場はかこさんの長女の万里さんと、松居さんの長女の小風さちさんの考えたサプライズでした。かこさんは、

「昔いっしょに仕事させてもらった人がみんないなくなっちゃって寂しいよ。松居さんとは、ほんとに一番最初からいろんな事を教えていただいて一緒にたくさん仕事をしました。同い年ですよね。だから今日お会いできて、ほんとにうれしい。」

と、ひさしぶりの再会を大変よろこばれていました。当時、セツルメント活動を一緒にされていたお仲間の方もいらしていましたよ。

 ほかにも……

 11月3日に文化勲章を受章された、東京理科大学学長の藤嶋昭先生。

 

 藤嶋先生は、ご自身が発見された「光触媒」という技術を、わかりやすく子どもたちに伝えたい、という思いで、かこさんと共著で絵本『太陽と光しょくばいものがたり』をつくられました。

 そのほか……(すみません、写真がないのですが!)

 かこさんの娘さんの万里さんに「ラッキーボーイ」と紹介された、千葉県の市原市を走る小湊鐵道の社長、石川晋平氏。
 2015年に、新しく小湊鐵道を走る里山トロッコ列車の宣伝のために、心をこめてかこさんに手紙をしたためたところ(石川さん曰く、恋文!)、その希望にかこさんが応えてくださり、宣伝ポスターの絵を描いてくださいました。それがきっかけとなって、偕成社から描きおろしの絵本『出発進行! 里山トロッコ列車』も刊行されました。
 ちなみに、里山トロッコ列車は、今年「グッドデザイン賞」を受賞し、さらにこの鉄道が走る市原市は、最近話題の地層、「チバニアン」があるところなのですよ。(ラッキーボーイの所以、わかりましたか?)

 今年は、さまざまなムックで、かこさん特集が組まれ、その担当編集者の方たちもいらっしゃいました。

・別冊太陽「かこさとし 子どもと遊び、子どもに学ぶ」(平凡社)
・文藝別冊「かこさとし〜人と地球の不思議とともに」(河出書房新社)
・現代思想臨時増刊号「かこさとし〜『だるまちゃん』『からすのパンやさん』から科学絵本、そしてあそびの大研究まで……広がり続ける表現の世界」(青土社)

 いずれもそれぞれにバリエーションにとんだ視点で特集を組まれた、かこさんファンなら保存版の雑誌です。

 来年は、偕成社からは、かこさんが小学校6年生卒業のときに、小学校時代を振り返って描かれた絵日記が、刊行されます。かこさんの80年ほど前の作品、ということですね。福音館書店さんからは、だるまちゃんの新しい絵本も3冊同時発売するそうです!

 最後に、イベント情報を。現在、藤沢市民ギャラリーでは「かこさとし作品展」が開催中。来年1月には高崎シティギャラリーでの「かこさとし展」も準備中です。こちらもお楽しみに!

 かこさとしさん、ご受賞おめでとうございます!

 

(編集部 千葉、販売部 宮沢)

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今日の1さつ

まだ1歳ですが絵本が好きなので、絵がきれいなものを探していて、気に入り購入しました。いろんな世界のいえがとてもステキで、大人になるまで大切にしたい一冊になりました。たくさん読んであげたいです。(読者の方より)

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