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たまねぎとはちみつ

イラスト:くのまり

小学5年生の千春は、学校の帰りみち、ふとしたことから修理屋のおじさんと知り合う。
おじさんは千春にこんな言葉を教えてくれた。

「たまねぎとはちみつ」

内気な少女が、少しずつ成長していく物語。

プロフィール

  • 瀧羽麻子

    瀧羽麻子

    1981年兵庫県生まれ。京都大学経済学部卒業。『うさぎパン』で第2回ダ・ヴィンチ文学賞大賞受賞。著書に『左京区七夕通東入ル』『左京区恋月橋渡ル』『左京区桃栗坂上ル』(小学館)『松ノ内家の居候』(中央公論新社)『いろは匂へど』(幻冬舎)『ぱりぱり』(実業之日本社)『サンティアゴの東 渋谷の西』(講談社)『ハローサヨコ、きみの技術に敬服するよ』(集英社)など。

    写真撮影/浅野剛

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冬(5)

 冬休みのあいだ、千春と俊太はほぼ毎日、おじさんの店に通った。杉本さんとおじさんの対面の瞬間を、見逃すわけにはいかない。
「きみら、最近ひまそうだな」
 おじさんには不思議がられたけれど、学校が休みだから、とごまかした。杉本さんのことはまだ話せない。実際に本人が現れるまでは黙っていようと、俊太とふたりで相談して決めた。

今日の1さつ

2歳のときに出会い、まだ字が読めなかったときも、この本に出てくるフレーズを覚えてしまう程、大好きです。このシリーズの3冊は、何度も読んでいて、とても大切にしています。前・後・横から見られて、細部の説明もあり、実際に車が働く姿が思い浮かぶような気がして、親子で楽しい絵本です。(3歳・ご家族より)

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